『昨日の夕方にエアコンに異常が出ていました。本日は朝から使用できていますが、念のため点検をお願いいたします。』
お客様からご連絡をいただき、園のお迎えが落ち着いたころに訪問し、運転状態の確認を行いました。
異常内容としまして、室外機稼働中に何らかの原因でエンジンが止まってしまうという内容になります。
PCチェッカーを接続し、機器の起動から運転までを確認しましたが異常の再現は見受けられませんでした。
しかし、確かに昨日の稼働時間周辺でのエラー履歴が残っているのは確認しています。
この日は異常を確認できず、報告させていただきました。
3日後に再度ご連絡をいただき、機器が設置されている屋上へ上がりました。
機器に到着した際に異常の原因が判明しました。
原因は室外機に吹く風にありました。
園の近くにマンションが建ち、建物の隙間風が機器の正面に当たり、放熱用ファンが風に負けて止まってしまっていました。
放熱ができないことにより冷媒の圧力が上昇し、負荷が高くなりエンジンストップを起こしていました。
周りの立地状況が変わったことにより、影響が出ました。
以下の3つのご提案をさせていただきました。
①室外機の向きを変更したり、屋上設置を地上設置へ変更する。
②風よけの設置
③風向変更板の設置
今回は、設置時間が短く費用も比較的抑えられる風向変更板の設置を実施いたしました。
風が正面から当たるのを回避でき、通常の風量では異常は出なくなりました。
可能な限りお客様のニーズに沿った施工・修理を心掛けていきたいと思います。
機器のご相談は是非弊社へご連絡をお願いいたします。
ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら
施工内容 | ヤンマー GHP(ガスヒーポン) 「E2」リモコン表示 修理対応事例 |
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施工時間 | 60分
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型式 | YRMP140G1N
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運転時間 | 約20,000時間
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エラーコード | E2
エンジンストップ異常
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施工前
風向変更板未設置状態
施工後
風向変更板取り付け実施
日によって異常が出たりでなかったりしていたのは風の影響だったのですね。
マンションが建ってから確かに風が強い日があるのを感じます。
また周りにマンションが建った時は相談させていただきます。
風向変更板は、放熱の向きを変えて熱がこもらないようにしたり、熱風を吸い込んだりしないように設置いたします。
そのような使い方とは少し異なりますが、大きく効果が出てよかったです。
屋上に他に2台設置がございます。
本器以外に同症状があれば是非ご相談をお願いいたします。
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★GHP(ガスヒーポン)修理施工事例
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≪対応エリア≫
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【業務用】大阪府吹田市内会社事務所様 GHP(ガスヒーポン)
「E2」リモコン表示 修理対応事例
1階事務室のリモコンにて「E2」エラーをスカイリモート(遠隔監視システム)で検知しお客様へ連絡の上現地訪問しました。 「E2」エラーとは「エンジンストップ(エンスト)」というエラーになり、室外機ガスエンジンが何かしらの影響でエンジンが止まる異常です。 この「E2」エラー検出の場合、燃料供給不良、点火系の不良、吸排気系の不良と様々な要因があります。 現地訪問後、機器の運転確認やエラー検出時の運転状態を確認するとエンジンが正常に運転出来ずにエラーに至っておりました。 その主な原因はエンジンの各バルブ(吸気バルブ、排気バルブ)へのカーボン堆積とミキサー内部スロットルバルブ汚損による作動不良でした。 まずバルブにカーボンが堆積してしまうとエンジン燃焼室で正常な爆発が得られず、エンジンの出力が低下します。 このカーボンというのは燃料ガスの燃え残りでエンジンが稼働すれば必ず発生する「燃えカス」になります。 ガスヒートポンプエアコンでは室外機に車と同様にエンジンを搭載しており、定期点検時に「バルブ洗浄」を実施しバルブに溜まったカーボンの除去を行います。 それでも経年機や使用時間の多い機器ではエンジンオイルの消費などの原因からカーボンが堆積しやすくなり、その影響からバルブが正常に開閉出来なくなりエンジンの起動失敗や低回転時にエンストする不具合に繋がってしまいます。 ミキサーのスロットルバルブの作動不良はエンジン本体への燃料ガスの入口となる弁が正常な開度を保てない状態となり、燃料ガス供給不良でこちらもエンジンが起動不可となる要因の一つとなります。 今回はバルブ洗浄とミキサー分解洗浄にて機器復旧となりました。
【業務用】大阪府吹田市立保育園様 ヤンマーGHP(ガスヒーポン)修理対応事例 施工内容
「E2」リモコン表示
大阪ガスコールセンターより異常発報の連絡が入りお客様へ修理の訪問をしました。 エラー内容:E2(エンジンストップ異常) 室外機部品を確認してみると、ミキサーの不具合で異常停止していました。 ミキサーという部品は、燃料の濃度を調整する燃調弁のモータと、燃料と空気を混合したものの量を調整する弁のスロットルモータ、燃料入口・空気入り口・混合気出口で構成された部品になります。 原因として、スロットル弁にカーボンが堆積していて固着しているため、モータが稼働しても弁が正常に動かず、エンジン起動の際に必要な量の燃料と空気が補給されずにエンジンが始動できない状態となり「E2」のエラーコードが発生しました。 今回の故障は、部品不良ではないので部品を取り外しカーボンブラスターにて洗浄作業を実施いたしました。 モーターなどの部品不良の際は不良部品の交換を実施するのですが、入荷まで待ち時間が発生します。 その期間はGHPの運転が出来なくなる恐れもありますが、今回は現地にて洗浄作業のみで復旧出来ました。 GHPの室外機の振動が大きいなど何かご不明な点がありましたら是非ミヨシテックまでご連絡を頂きたいと思います。 ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら