大阪ガスコールセンターより異常発報の連絡が入りお客様へ修理の訪問をしました。
エラー内容:E2(エンジンストップ異常)
室外機部品を確認してみると、ミキサーの不具合で異常停止していました。
ミキサーという部品は、燃料の濃度を調整する燃調弁のモータと、燃料と空気を混合したものの量を調整する弁のスロットルモータ、燃料入口・空気入り口・混合気出口で構成された部品になります。
原因として、スロットル弁にカーボンが堆積していて固着しているため、モータが稼働しても弁が正常に動かず、エンジン起動の際に必要な量の燃料と空気が補給されずにエンジンが始動できない状態となり「E2」のエラーコードが発生しました。
今回の故障は、部品不良ではないので部品を取り外しカーボンブラスターにて洗浄作業を実施いたしました。
モーターなどの部品不良の際は不良部品の交換を実施するのですが、入荷まで待ち時間が発生します。
その期間はGHPの運転が出来なくなる恐れもありますが、今回は現地にて洗浄作業のみで復旧出来ました。
GHPの室外機の振動が大きいなど何かご不明な点がありましたら是非ミヨシテックまでご連絡を頂きたいと思います。
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施工内容 | ヤンマーGHP(ガスヒーポン) 「E2」リモコン表示 修理対応事例 |
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施工時間 | 30分 |
型式 | YGZP560G2N |
運転時間 | 36,360時間 |
エラーコード | E2 |
洗浄作業前
混合気側
真っ黒なカーボンが付着しています。
洗浄作業前
空気入口側
洗浄作業後
空気入口側
洗浄することにより新品部品のように綺麗になります。
洗浄作業後
混合気側
しばらく暖房が使えないかと思っていましたが即日修理対応して頂いて助かりました。
GHPの更新や修理のご依頼はミヨシテックにお任せ下さい。
車載部品もありますので即日対応が可能です。
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★GHP(ガスヒーポン)修理施工事例
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≪対応エリア≫
大阪府
寝屋川市 / 枚方市 / 門真市 / 茨木市/ 高槻市 / 吹田市 / 豊中市 / 箕面市 / 池田市 / 三島郡
京都府
京都市伏見区 / 京都市南区 / 京都市西京区 / 久世郡久御山町/ 京田辺市 / 相楽郡精華町
【業務用】大阪府吹田市内会社事務所様 GHP(ガスヒーポン)
「E2」リモコン表示 修理対応事例
1階事務室のリモコンにて「E2」エラーをスカイリモート(遠隔監視システム)で検知しお客様へ連絡の上現地訪問しました。 「E2」エラーとは「エンジンストップ(エンスト)」というエラーになり、室外機ガスエンジンが何かしらの影響でエンジンが止まる異常です。 この「E2」エラー検出の場合、燃料供給不良、点火系の不良、吸排気系の不良と様々な要因があります。 現地訪問後、機器の運転確認やエラー検出時の運転状態を確認するとエンジンが正常に運転出来ずにエラーに至っておりました。 その主な原因はエンジンの各バルブ(吸気バルブ、排気バルブ)へのカーボン堆積とミキサー内部スロットルバルブ汚損による作動不良でした。 まずバルブにカーボンが堆積してしまうとエンジン燃焼室で正常な爆発が得られず、エンジンの出力が低下します。 このカーボンというのは燃料ガスの燃え残りでエンジンが稼働すれば必ず発生する「燃えカス」になります。 ガスヒートポンプエアコンでは室外機に車と同様にエンジンを搭載しており、定期点検時に「バルブ洗浄」を実施しバルブに溜まったカーボンの除去を行います。 それでも経年機や使用時間の多い機器ではエンジンオイルの消費などの原因からカーボンが堆積しやすくなり、その影響からバルブが正常に開閉出来なくなりエンジンの起動失敗や低回転時にエンストする不具合に繋がってしまいます。 ミキサーのスロットルバルブの作動不良はエンジン本体への燃料ガスの入口となる弁が正常な開度を保てない状態となり、燃料ガス供給不良でこちらもエンジンが起動不可となる要因の一つとなります。 今回はバルブ洗浄とミキサー分解洗浄にて機器復旧となりました。
【業務用】枚方市某病院様 ヤンマーGHP(ガスヒーポン)「E2」「E3」エンジンヘッド交換
状況:室外機が起動せず、空調エアコンが効かない状態が発生していました。 病院様より、連絡があり状況確認、点検開始。 原因:経年劣化により、室外機エンジンヘッド部から亀裂発生によるエンジンオイル漏れが発生していた為上記状況に至っておりました。 処置:後日エンジンヘッド交換実施。作業完了後正常運転確認。 当該機械のご使用現場において、病院との事もあり故障による早急な対応復旧が必要不可欠です。 お客様により、保守契約が結ばれておらず定期的な点検が行われていませんでした。 機械の故障の時期には、初期故障期(僅かに稼働しただけで故障が発生する時期)、偶発故障期(安定的な稼働した後に故障が起こる時期)、摩耗故障時期(機械の寿命が原因により故障が増加する時期)があります。 これまでは、偶発故障時期等で短時間での修理復旧が可能でしたが、今回の様な摩耗故障という時期に入ってしまった事により修理復旧に時間を要する事となりました。 ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら
【業務用】豊中市某物流会社様 ヤンマーGHP(ガスヒーポン)「E2」室外機5台分スポット点検
お客様よりリモコンに「E2」のエラーメッセージが出ているとの連絡を受けて現地訪問。 「E2」エラーとは室外機内に搭載されているエンジンが途中で止まってしまう「エンスト」になり、機器診断したところエンジン点火用の点火プラグが劣化により消耗し点火不良の為、エンジンが低回転の際にエンストする現象が見受けられました。 GHP(ガスヒートポンプ)エアコンは機器使用時間が10,000時間に達するか、使用時間が少なくても5年経過すれば本来室外機内のエンジン各消耗部品の交換が必要となり、車の「車検」と同じようにエンジンオイルの交換や点火プラグ、エレメント類ベルト類といった消耗部品を定期的に交換します。 エンジン消耗部品の交換は大阪ガス保守契約を締結して頂きますと点検サイクルに基づいて「定期点検」として各部品を新品交換いたしますが、保守契約に未加入の「未契約」のお客様に関しては定期点検が実施されず故障都度修理対応するかたちとなります。 今回のお客様も保守契約「未契約」により定期点検未実施の為エラー原因となった点火プラグの他にエンジンオイルや各消耗部品も劣化していた為「スポット点検」を提案いたしました。 「スポット点検」とは未契約のお客様に定期点検と同様の作業を有償で実施する内容となります。 施設でご使用の室外機は当該機器を含めて全5台設置の為、5台分のスポット点検の御見積りを提案。 お客様より早期の発注を頂き各機器のスポット点検実施。 いずれの機器も運転データ確認良好の為、作業完了となりました。 ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら
【業務用】吹田市こども園様ヤンマー GHP(ガスヒーポン) 「E2」リモコン表示 修理対応事例
『昨日の夕方にエアコンに異常が出ていました。本日は朝から使用できていますが、念のため点検をお願いいたします。』 お客様からご連絡をいただき、園のお迎えが落ち着いたころに訪問し、運転状態の確認を行いました。 異常内容としまして、室外機稼働中に何らかの原因でエンジンが止まってしまうという内容になります。 PCチェッカーを接続し、機器の起動から運転までを確認しましたが異常の再現は見受けられませんでした。 しかし、確かに昨日の稼働時間周辺でのエラー履歴が残っているのは確認しています。 この日は異常を確認できず、報告させていただきました。 3日後に再度ご連絡をいただき、機器が設置されている屋上へ上がりました。 機器に到着した際に異常の原因が判明しました。 原因は室外機に吹く風にありました。 園の近くにマンションが建ち、建物の隙間風が機器の正面に当たり、放熱用ファンが風に負けて止まってしまっていました。 放熱ができないことにより冷媒の圧力が上昇し、負荷が高くなりエンジンストップを起こしていました。 周りの立地状況が変わったことにより、影響が出ました。 以下の3つのご提案をさせていただきました。 ①室外機の向きを変更したり、屋上設置を地上設置へ変更する。 ②風よけの設置 ③風向変更板の設置 今回は、設置時間が短く費用も比較的抑えられる風向変更板の設置を実施いたしました。 風が正面から当たるのを回避でき、通常の風量では異常は出なくなりました。 可能な限りお客様のニーズに沿った施工・修理を心掛けていきたいと思います。 機器のご相談は是非弊社へご連絡をお願いいたします。 ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら