大阪ガス保守契約を締結されている茨木市内の食品工場でGHPエアコンのエラーが発生。
遠隔監視している大阪ガスコンタクトセンターよりエラー発報の連絡が入り出動しました。
大阪ガスからの連絡を受け、エラーの発生している系統・型式・設置場所などを事前に専用端末で確認し出動。
エラーコードA23(クランク角センサ異常)は室外機稼働時(クランキング時)にスタータモータを作動させる為の電流は検出できているもののエンジンが回転している信号が検出できない場合に発生します。
【スタータモータとは・・・】
GHPエアコン(ガスエアコン)の室外機に搭載されているガスエンジンを起動させる為だけに必要な部品です。
自動車のエンジン起動にも同様のスタータモータが使用されています。
GHPエアコンの場合、冷暖房のスイッチはつけっぱなしでも室内負荷に応じてエンジンは運転・停止(発停)を繰り返しています。
その運転の際に必ず動き出すのがスタータモータです。
その為、エンジンの運転・停止の回数が多いほどスタータの稼働回数が多くなり劣化しやすくなります。
上記エラー検出条件から、エンジン回転数を検出しているセンサーの異常が考えられますがスタータモータ本体の動作不良やエンジン・コンプレッサー(圧縮機)の不具合でも同様のエラーに至る事があります。
不具合の故障診断は基本的にメーカーの故障診断マニュアルフローに則って進めていきます。
その結果、各制御部品やエンジン・コンプレッサーには異常が無い事が確認でき、スタータモータ本体の劣化による動作不良と判断いたしました。
診断の際、機器が記憶しているスタータモータの運転・停止の回数(発停回数)を確認すると9万回以上稼働している事がわかりました。
故障対応の際は出動時に想定される部品を倉庫より持ち出して可能な限り当日復旧を目指しております。
今回もスタータモータを車載してきており、部品代のみ有償となりましたが現地でご決裁をいただき当日中に部品交換・復旧をする事ができました。
パナソニックGHPのエラーコード一覧はこちら
施工内容 | パナソニックGHP(ガスヒーポン) 「A23」リモコン表示 修理対応事例
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施工時間 | 20分
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型式 | SGP-GX560M1G2
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運転時間 | 36,500時間
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エラーコード | A23
クランク角センサ異常
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交換前
スタータモータ 旧部品
交換後
スタータモータ 新部品
「食品工場で温度管理は厳しいので助かりました。」
エラー内容によってはリモコンの押し直しで使用できる場合もありますが、放置せずに一度点検される事をお勧めいたします。
空調機に限らず換気・衛生など多岐にわたり対応させていただきますのでご不明な点が御座いましたらお気軽にご相談下さい。
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★GHP(ガスヒーポン)修理施工事例
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★GHP(ガスヒーポン)更新・新設施工事例
≪対応エリア≫
大阪府
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兵庫県
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対応エリア以外でも大阪府・京都府・兵庫県全域お気軽にお問い合わせください。
【業務用】京都府京都市内 温泉施設様 パナソニックGHP(ガスヒーポン)「A23」リモコン表示 修理対応事例
パナソニックガスヒートポンプ(GHP)をご使用のお客様より、「リモコン表示がエラー「A23」でLEDが点滅し暖房が使用できない」と入電があり現地へ向かいました。 現地に訪問し機器を確認したところお客様からの情報通りリモコンのランプが点滅しており「A23」のエラーコードが表示されておりました。 また、他のリモコンでも同様に表示されており、系統全てが停止状態でした。 GHPエアコンでは、室外機1台で複数の室内機を制御・運用しており、室外機不具合の場合、接続している室内機全台が使えなくなる事もありますので、日頃のメンテナンスが重要となります。 GHPエアコンは室外機にガスを燃料として動くエンジンが搭載されており、今回のエラーではエンジン起動時に何らかの要因により起動不可となり機器保護の為、機器停止している状態でした。 リモコンでの現状を確認した上で、屋上に設置している室外機にて診断作業を行いました。 今回のエラー原因としましてスタータモータが動作していない状態でした。 モータの動作に必要な供給電圧を測定したところ、DC15Vの給電をモータ動作時に各端子にて確認。 給電は良好であったため、モータ内部不良による動作不良と判断いたしました。 残念ながらサービスカーに部品の車載はしておりませんでしたので、現状の機器状況と室外機での部品交換が必要な旨をお客様に伝え、京都営業所に在庫がございましたので、翌日部品交換を実施し機器を復旧する事が出来ました。 パナソニックGHPのエラーコード一覧はこちら
【業務用】大阪府茨木市某食品工場様パナソニック GHP(ガスヒーポン) 「A23」リモコン表示 修理対応事例
大阪ガス保守契約を締結されている茨木市内の食品工場でGHPエアコンのエラーが発生。 遠隔監視している大阪ガスコンタクトセンターよりエラー発報の連絡が入り出動しました。 大阪ガスからの連絡を受け、エラーの発生している系統・型式・設置場所などを事前に専用端末で確認し出動。 エラーコードA23(クランク角センサ異常)は室外機稼働時(クランキング時)にスタータモータを作動させる為の電流は検出できているもののエンジンが回転している信号が検出できない場合に発生します。 【スタータモータとは・・・】 GHPエアコン(ガスエアコン)の室外機に搭載されているガスエンジンを起動させる為だけに必要な部品です。 自動車のエンジン起動にも同様のスタータモータが使用されています。 GHPエアコンの場合、冷暖房のスイッチはつけっぱなしでも室内負荷に応じてエンジンは運転・停止(発停)を繰り返しています。 その運転の際に必ず動き出すのがスタータモータです。 その為、エンジンの運転・停止の回数が多いほどスタータの稼働回数が多くなり劣化しやすくなります。 上記エラー検出条件から、エンジン回転数を検出しているセンサーの異常が考えられますがスタータモータ本体の動作不良やエンジン・コンプレッサー(圧縮機)の不具合でも同様のエラーに至る事があります。 不具合の故障診断は基本的にメーカーの故障診断マニュアルフローに則って進めていきます。 その結果、各制御部品やエンジン・コンプレッサーには異常が無い事が確認でき、スタータモータ本体の劣化による動作不良と判断いたしました。 診断の際、機器が記憶しているスタータモータの運転・停止の回数(発停回数)を確認すると9万回以上稼働している事がわかりました。 故障対応の際は出動時に想定される部品を倉庫より持ち出して可能な限り当日復旧を目指しております。 今回もスタータモータを車載してきており、部品代のみ有償となりましたが現地でご決裁をいただき当日中に部品交換・復旧をする事ができました。 パナソニックGHPのエラーコード一覧はこちら