【業務用】茨木市飲食店様 室外機熱交換器洗浄作業

施工事例

定期点検訪問の際、室外機熱交換器の目詰まりが酷く、放熱不良を起こしていましたので洗浄を提案させていただきました。
室外機設置場所は屋根があり、雨などで室外機熱交換器に付着した汚れが流れない設置環境となっていました。
また、室外機周辺は外壁により風が通りにくく、周辺温度が高い状態でした。
店内系統・厨房系統　3台分の洗浄を実施いたしました。
道路に近い所に設置していることもあり、塵や砂汚れが多く、外から中へ水を噴射すると奥へ奥へと入り込んでしまう可能性があります。
作業した機種は外装を取り外すことができるため、初めは熱交換器の中から外へ向けて高圧洗浄を行い熱交換器の中部に詰まらないように作業を行いました。

熱交換器洗浄後の温度・圧力の改善
①エンジン本体を冷やしている冷却水温度の低下(92℃→82℃)
②フロンガスの運転時圧力・温度の低下(3.1Ｍｐａ→2.8ＰＭａ)(96℃→88℃)

冷却水温度が高い状態が続くと、回路内の部品が作動不良を起こし故障の原因になります。
フロンガスの圧力や温度が高くなると、異常停止や圧縮機を破損する可能性があります。

雨が当たらない・周囲を壁に囲まれていて詰まりやすい環境となり、こちらのお客様は設置後約5年での作業となりました。
汚れの具合は設置状況や使用時間によって異なります。
エアコンの能力が発揮できないのは室外機・室内機の詰まりに原因がある場合もございます。
また、部品が不具合を起こすことにより修理にお時間をいただく場合があります。
快適な空調空間維持のためにも、定期点検や修理作業の際に洗浄を提案をさせていただいております。

故障防止、空調能力回復、室内機のにおい対策など、実施していただいて損はありません。
気になることがございましたら、一度ミヨシテックまでご連絡をお願いいたします。
室外機・室内機の洗浄作業は保守契約の有無に関わらず有償となっています。