体育館への空調設備の新設をするにあたって、壁、床に穿孔(穴をあける)工事をするために、X線内部探査を行いました。X線内部探査を行うことで、壁や床などに埋設されている鉄筋や電配管などの埋設物を未然に回避し、建物の強度の低下や断線による停電を未然に防ぐことができます。今回は壁、床合わせて11箇所の撮影を行いました。穿孔予定の位置に鉄筋などが通っている場合は、鉄筋が少ないところを再度撮影し、埋設物を避けて穿孔をしました。
墨出し作業
トランスリミッターという機器を用いて、穿孔予定の位置に墨出しを行いました。
撮影準備1
穿孔予定の位置にX線を照射するターゲットを、壁を挟んで反対側にはX線を受けるフィルムを貼り付けました。
撮影準備2
ターゲットから1mの位置にX線発生装置を設置し、レーザーポインターそ使用して照準を合わせました。
撮影1
1度目の撮影によって、穿孔予定の位置に鉄筋があることが分かりました。
撮影2
位置をずらして取り直しを行い、穿孔する位置を鉄筋に接触しない位置に変更しました。
穿孔
無事に11箇所の穿孔を終えることができました。
今回は学校の体育館ということもあり、鉄筋などの埋設物を避けるのが大変な現場でしたが、安全に施工できる位置がわかるまで再撮影を行ったため、事故などもなく穿孔を終えることができました。
安心安全の穿孔工事を行うために是非とも弊社ミヨシテックのX線内部探査をご検討くださいませ。
京都府病院様 X線内部探査
1階と2階の空調設備更新工事のご依頼をいただきました。空調設備の更新にコンクリート壁の穿孔工事が必要なため、X線によるコンクリート内部探査を行いました。探査の結果、穿孔予定箇所に鉄筋等の埋設物があったため、穿孔個所を影響のない位置に変更し穿孔作業を行いました。
奈良県 T様邸 X線内部探査
本日は奈良県T様邸でのX線内部調査についてご紹介いたします。 お客様からバリアフリー化のリフォームとともに空調設備を更新したいとのご依頼をいただきました。お客様のお住まいが鉄筋コンクリート構造であり、空調設備の更新のための穿孔工事によって、建物の強度が下がるのを防ぐためにX線による内部調査を行いました。 穿孔予定箇所に鉄筋等の埋設物があったため、穿孔個所を影響のない位置に変更し穿孔作業を行いました。