本日は奈良県T様邸でのX線内部調査についてご紹介いたします。
お客様からバリアフリー化のリフォームとともに空調設備を更新したいとのご依頼をいただきました。お客様のお住まいが鉄筋コンクリート構造であり、空調設備の更新のための穿孔工事によって、建物の強度が下がるのを防ぐためにX線による内部調査を行いました。
穿孔予定箇所に鉄筋等の埋設物があったため、穿孔個所を影響のない位置に変更し穿孔作業を行いました。
撮影準備
穿孔予定の箇所から1mの位置にX線発生装置を設置。
撮影準備2
穿孔箇所にターゲットを設置し、壁を挟んだ裏側にフィルムを貼り付けます。
撮影準備3
レーザーポインターを使用して穿孔箇所に標準を合わせ、半径5mを立ち入り禁止にします。
X線撮影
レントゲン画像から鉄筋を避けた位置に穿孔箇所を変更。
ミヨシテックのX線内部探査では現像をする必要がないため、その場でレントゲン画像を確認することができ、データで画像を受け取ることができます。そのため、滞りなく現場を進めることができる上に、鉄筋や電配管のような埋設物があったとしても位置を変更して再度撮影することで、埋設物を避けて穿孔を行うことが可能です。コンクリート建造物の改修工事や設備の更新の際には是非ともお問い合わせくださいませ。