パナソニックGHPエアコン(ガスヒーポン)をご使用のお客様より、リモコンにてエラーA06が表示し空調が停止していると入電があり現地に訪問いたしました。
GHPは都市ガスを燃料としてエンジンを起動させ、その動力により空調をしている機器になりますが、パナソニックGHPのエラーA06は動力であるエンジンが何らかの原因でエンジンが正常に起動しない場合に発生するエラーとなります。
機器を点検したところ起動時のセルモーターは正常に動作しておりましたが、全くエンジンがかからない状態を確認できました。
通常エンジンの起動には「良い空気(燃料)」、「良い火花(点火)」、「良い圧縮」の3要素が揃うという事が基本とされます。
機器の状態から燃料ガスがエンジンに供給されていないのでは?と判断されましたので、燃料系部品をチェックしたところ燃料ガス電磁弁という部品が故障している事が判明しました。
この燃料ガス電磁弁という部品は運転が入った際に制御基板からの電気によって動作し燃料ガスをエンジン内に供給するものになりますが、今回のケースでは弁の電装部品(コイル)が内部で断線していることが判明いたしました。
幸いサービスカーに部品を車載しておりましたので、お客様に費用をお伝えし快く修理の発注をいただく事ができ、診断から報告までを1時間程度での作業で完了する事が出来ました。
パナソニックGHPのエラーコード一覧はこちら
施工内容 | 大阪ガス製パナソニックGHP 室外機燃料ガス電磁弁交換作業 |
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施工時間 | 1時間 |
型式 | SGP-H560K1GZ |
運転時間 | 29,116時間 |
エラーコード | A06 |
燃料ガス電磁弁交換前
交換前の燃料ガス電磁弁となります
部品点検作業
デジタルテスター使用にて電装部品の
点検作業中(コイル部抵抗測定)
新品部品取り付け後
新品部品取付け状態
作業内容から費用の事まで詳しく教えてくれてありがとうございます。
今日中に直ると思っていなかったので助かりました。
修理を依頼されるお客様は機器がいつ直るのか、また費用はどれくらいかかるのか等、大変ご不安になられていると思います。
ミヨシテックのサービスマンはそんなお客様の不安を少しでも小さく出来るように丁寧な説明を日々心掛けております。
些細な事でも結構ですので、GHPでお困りの際は株式会社ミヨシテックにお気軽にご相談下さい。