メンテナンス事例をご紹介します。
兵庫県 某商業施設
施設担当者様よりスポット点検でご依頼があり、訪問。
現地に訪問し点検を行い不具合を発見。
室外機内の冷媒配管が凍結しており、冷媒ガスの循環不良がありました。
このままでは、冷房・暖房の不良が発生することが容易に推測されます。
また、このまま放置すると他の部品(コンプレッサー等)の不具合に発展する可能性もある事から交換をご提案。
該当機器はリニューアル機であった為、既設冷媒配管を流用しておりました。
そのため、配管内に残っていた微量のゴミ等をフィルターで吸着しておりましたが目詰まりしてしまった模様です。
施設担当者様へ不具合を報告し、日程調整後に室外機停止時間を約4時間程いただきフィルター交換を実施。
交換後、窒素ガスにて耐圧検査及び真空引きを行い、漏れの無い事を確認後に機器復旧。
運転確認実施にて配管が凍結しないことを確認。運転データ良好だったため、作業完了。
その後、快適にご利用いただいております。
※リニューアルフィルター
1.冷媒配管内のゴミや水分等を吸着するフィルター
2.既設配管流用時にコンプレッサーなどの不具合を低減します
※コンプレッサー
1.冷媒ガスを圧縮し循環させるエアコンの心臓部と呼ばれている部品。
型式 | U-GZ710S1DRE 運転時間:(約10000時間) |
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施工時間 | 4時間 |
エラーコード | 無し・スポット点検対応時発見 室外機内の冷媒配管凍結 |
Before
(フィルター凍結)
After
(凍結解消後)
新旧部品