【業務用】枚方市 福祉施設 GHPメンテナンス 室外機のシリン

業務用ガスヒーポン(GHP)
Construction

施工事例

ミヨシテックは大阪ガス空調特約店としてGHP(ガスヒートポンプ)ガス空調のプロ集団です。
メンテナンス事例をご紹介します。

施設担当者様よりリモコンにA09のエラーが出ているとの連絡を受けました。
現地に訪問し室外機のエラー履歴を確認。 A09エラーの他にA08とA10のエラー履歴が併発していることが分かりました。

エンジンオイルのレベルが基準値より低下しオイルの消費量が多いことも確認できました。
室外機を運転し状況を確認。
エンジンの指示回転数に対して実回転数が追従できていないことによる、エンジン過負荷異常の症状を確認。

また、コンプレッサーのクラッチがONするタイミングでエンスト異常の症状も確認。 排気ガス温度センサーの値も基準値より高く排気ガスが詰まり気味である事と、排気ガスの色と臭いによりオイルが燃焼していることも確認できました。

診断の結果 長時間の使用によりシリンダーヘッド内部のシール部が摩耗し、エンジンオイルが燃焼室へ侵入しているため、燃料ガスと共にエンジンオイルが燃焼していると判断できます。
エンジンオイルを燃焼すると燃焼室内に発生するカーボンスラッジが増えます。
燃焼により発生したカーボンが排気ガス熱交換器の内部に堆積したことにより排気ガスの詰りが発生。
排気不良によりエンジンの出力が低下、エンストやエンジン過負荷異常の原因となり、また排気詰りによる排気温度の過上昇の原因となっていました。

施設担当者様へ状況をご説明 日程調整後に室外機停止時間を約4時間いただき、シリンダーヘッドと排ガス熱交換器の取替にて修理完了。
併設機10台も運転時間4万時間以上経過していたので同様の症状が見受けられます。

延命保全としてシリンダーヘッドと排ガス熱交換器の取替のご提案をさせていただいた結果、受注頂き併設機10台も交換を実施させていただきました。

※シリンダーヘッド
1.エンジンを大きく分けるとシリンダーヘッドとシリンダーブロックに分かれる。 シリンダーヘッドはエンジン上部にあるエンジン本体の主な構成部品。
2.高速稼働する部位が多く使用時間による摩耗や劣化が発生しエンジン不調の原因となる。

※燃焼室
1.エンジン内部で燃料が燃焼する空間。

※カーボン(スラッジ)
1.エンジン燃焼室で燃料やオイルが燃え残った煤(スス)などの汚れ。

※排ガス熱交換器 1.冷却水と排気ガスを熱交換する部品。
2.使用時間が経過すると排気経路が詰まり故障の原因となる。

※コンプレッサー
1.冷媒ガスを圧縮し循環させるエアコンの心臓部と呼ばれている部品。
2.機器により違いはあるが当該機器は負荷に対してクラッチ接続により切り替え機能があるタイプ。

型式

SGP-H450K1GZ

(運転時間:約50000時間)

エラーコード

A08(エンスト)

A09(エンジン過負荷)

A10(排ガス温度高)

施工の様子

  • Before

    Before

    シリンダーヘッド交換前

  •  

     

    シリンダーヘッド取り外し

  • 取り外したシリンダーヘッドの裏側
    燃料室にカーボン堆積の様子

  • カーボン堆積のアップ
    (ススの様な汚れが排気詰りの原因となる)

  • 新しいシリンダーヘッドの燃焼室

  • 銀色の円筒状の部品が排ガス熱交換器

  • After

    After

    シリンダーヘッド、排ガス熱交換器取替完了