状況:室外機が起動せず、空調エアコンが効かない状態が発生していました。
病院様より、連絡があり状況確認、点検開始。
原因:経年劣化により、室外機エンジンヘッド部から亀裂発生によるエンジンオイル漏れが発生していた為上記状況に至っておりました。
処置:後日エンジンヘッド交換実施。作業完了後正常運転確認。
当該機械のご使用現場において、病院との事もあり故障による早急な対応復旧が必要不可欠です。
お客様により、保守契約が結ばれておらず定期的な点検が行われていませんでした。
機械の故障の時期には、初期故障期(僅かに稼働しただけで故障が発生する時期)、偶発故障期(安定的な稼働した後に故障が起こる時期)、摩耗故障時期(機械の寿命が原因により故障が増加する時期)があります。
これまでは、偶発故障時期等で短時間での修理復旧が可能でしたが、今回の様な摩耗故障という時期に入ってしまった事により修理復旧に時間を要する事となりました。
ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら
型式 | YRMP180G1NB |
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施工時間 | 約5時間 |
運転時間 | 20,000時間(約4年)稼働 |
エラーコード | E2(エンジン起動失敗) E3(油圧低下異常) |
シリンダーヘッド取り外し
作業中
復旧後エンジンルーム清掃中
機器の使用年数の経過により、故障修理部品の増加、修理費等も増加します。
保守契約はGHPエアコン設置後、保証期間より5年以上経過した機器は、保守契約への新規契約には加入できません。
又、2015年4月よりフロン類の漏えい点検が義務化されております。
大阪ガスのGHP保守契約にはフロン点検他保守契約の内容にはその他さまざまな契約内容があります。