施設営繕課より、「リモコンにエラーが表示されている」と連絡を受け、出動。
30分後に現地に到着し状況を確認。異常のある室内機を特定したものの、デイサービス利用者様がレクリエーションを楽しんでおられる真上の室内機であった為、レクリエーションが終了するまで現場にて待機。
施設長様より作業許可が出た後、作業開始。作業場所周辺を養生し安全も確保。
エラー内容から推察すると、①ドレンポンプの故障、②フロートスイッチの故障、③スライム状の汚れによる詰まり、などが思い当たる為、まずはドレンポンプとフロートスイッチの抵抗・電圧・導通を確認。
電圧、抵抗値等問題ないので機械としては正常と仮定し、室内機ブレーカーOFF。
室内機を慎重に分解しドレンパンを降ろしてみるとドロリとしたスライム汚れが溜まっており、ドレンポンプが結露水を排水出来ていない状況でした。
当お客様は保守契約に加入されていましたが、汚れが原因である場合は大阪ガスとお客様の保守契約上は有償作業となってしまうので、ここから先の作業をどうするか施設長様、営繕課担当者様と相談。
本来は室内機熱交換器を高圧薬品洗浄しなければ抜本的な対策にはならないのですが、「施設の特性上、空調を止める訳にはいかないので、本日は簡易的な清掃だけでも」と御決裁頂けたので、ドレンパン、フィルター、ドレンポンプ、ドレン配管を簡易的ではありますが清掃作業させて頂きました。
室内機復旧後、ブレーカーをONにして通水試験と運転確認。
異常が改善された為、片付け及び清掃をして作業完了。
後日、室内機高圧薬品洗浄作業の費用お見積りを提出させて頂きました。
室内機のフィルターはお客様によるセルフメンテナンスとなるのですが、定期的に清掃をして頂いている様子ではありませんでした。
アイシンGHPのエラーコード一覧はこちら
型式 | AXCP28M |
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施工時間 | 約1時間 |
運転時間 | 21,831時間 |
エラーコード | AF |
Before1
Before2
After1
After2
フィルターは一ヶ月~二ヶ月に一度の割合で結構ですので掃除していただきますと、空調の効きを保ち機械への負担が減ることで故障や光熱費の負担が減り、長く快適にお使い頂けます。