お客様より12月末にヤンマーGHPエアコンで4F系統にてリモコン表示61が出ていると
連絡があり受付当日に弊社サービスマンが診断にお伺い致しました。
診断の結果、室外機の膨張弁が固着して作動不良を起こしている事によりエラーが検知されたと判断致しました。
膨張弁の作動不良により冷媒ガスの循環が正常に行えず冷媒圧力の異常を室外機のセンサーが感知したことにより異常停止して空調が機能しなくなっていました。
※膨張弁とは・・・配管内を循環する冷媒の流量を調整する弁になります。
取り急ぎ膨張弁の応急処置を行い、仮運転を実施。
部品交換するにあたって冷媒ガスの回収や溶接作業が必須となり長時間機器を停止する為、お客様と日程調整を行い1月中旬に実施する事になりました。
1月14日(木)9:00頃から作業を開始し、室外機膨張弁の交換を行いました。
膨張弁自体は室外機の銅配管に溶接で付いている部品になる為、交換には溶接機を使用しなければなりません。
火器を使用する作業の為、防火対策をしっかり行いました。
部品交換実施後、窒素耐圧実施にて溶接作業等に不備が無いかチェックを行いました。
14時頃に作業が完了致しました。
型式 | YNZ560D2N |
---|---|
施工時間 | 約5時間 |
運転時間 | 24,269時間 |
エラーコード | 61(EV異常) |
旧部品
旧部品取り外し