【業務用】豊中市小学校様 ヤンマーGHP（ガスヒーポン）
室外機点検作業（ドレン充填石清掃及び補充）

施工事例

GHPの室外機にはエンジンが搭載されてます。
エンジンの稼働により排気ガスが排出されるまでの経路でドレン水（酸性の水）が発生します。そのドレン水を中和させる充填石（アルカリ性）が入った装置をドレンボックスといいます。

作業前写真では充填石は茶色くなっていて、排気ガスを冷却したドレン水に油分が含まれていて充填石に付着しています。
このように油分でコーティングされた充填石では中和できにくいため、作業後写真のように茶色い充填石を取り出し、新しい充填石を入れます。
油分でコーティングされなくても、アルカリ性でできているため、酸性の水を中和反応により無害な水に変わる際に体積が減りますので、定期的な補充（交換）が必要です。
メンテナンスが長い間行われずに放置しておくと、ドレンボックス内部で詰まり、排気トップから排気ガスと共にドレン水が雨のように降り注ぎ、室外機本体やそのまわりを汚してしまったり、最悪の場合は詰まりが原因でエンジン内部にまで水が浸透してしまい、エンジンオイルが乳化してエンジン本体がロックして機器自体が使えなくなると言った事になってしまう可能性があります。
そういった故障を未然に防ぐため、定期的な点検の項目でドレンボックス内部の詰まりの確認や充填石の補充、交換があります。
Daigasエナジー株式会社の保守契約をしていないお客様は、運転時間が10,000時間か、設置から5年経過の早いほうでの点検を推奨しており、その際にはぜひ弊社へご連絡をよろしくお願いいたします。