大阪ガス保守契約を締結されている高槻市内の老人保健施設でお客様よりGHP(ガスヒーポン)のエラーが発生していると修理依頼を受けました。
エラーコードF0(スタータ系異常)は室外機稼働時に動作するスターターモータに電圧の出力指示がでているにも関わらずエンジン回転数が確認できない場合に発生します。
スタータモータとはGHPエアコンの室外機に搭載されているガスエンジンを起動させる為に必要な部品です。
自動車やバイクなどのエンジン起動にも同様にスタータモータが使用されています。
スターターモータの簡単な仕組みは、モーター先端のピニオンギヤに、アイドルギヤ、クラッチギヤの順で接し、回転速度を減速させます。
クラッチギヤと同軸上にあり同速度で回転するピニオンギヤがエンジンのリングギヤを回すことでエンジンを始動させる仕組みです。
GHPエアコンの場合、エアコンのスイッチがつけっぱなしでも、室内温度と設定温度に応じて室外機(エンジン)が運転・停止を繰り返します。
その為、エンジンの運転・停止の回数が多いほどスターターの発停回数が多くなり劣化(スタータのブラシが摩耗)しやすいという事になります。
不具合の故障診断は基本的にメーカーの故障診断マニュアルフローを元に進めていきます。
その結果、今回の故障は、スタータモータ本体の劣化による動作不良と判断し交換作業を行い修理完了しました。
今回の修理はお客様よりエラーコードを教えて頂いたので考えられる部品を倉庫より持ち出し即日完了が出来ました。
ご用命の際はエラーコードを教えて頂けたら即日完了も出来ることもありますので宜しくお願い致します。
施工内容 | ヤンマーGHP(ガスヒーポン) 「F0」リモコン表示 修理対応事例
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施工時間 | 1時間
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型式 | YGZP850J-NB
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運転時間 | 60,592時間 |
エラーコード (ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら) |
F0 |
交換前
ピニオンギアが飛び出したままです。
新旧部品
左:新 右:旧
旧部品は鉄粉で真っ黒です。
交換後
部品周りも清掃し作業完了です。
酷暑でエアコンが使えなかったら大変な事なので本当に助かりました。
エラーコードを教えて頂けたら即日完了も可能な場合がありますので宜しくお願いいたします。
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★GHP(ガスヒーポン)修理施工事例
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★GHP(ガスヒーポン)更新・新設施工事例
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【業務用】枚方市学校様 日立GHP(ガスヒーポン)
羽根(ルーバー)が動かない 修理対応事例
お客様より「とある教室でエアコンは風が出て部屋も冷たくなるが羽根(ルーバー)が動かない」と連絡を受け、現地へ訪問しました。 現地に到着し機器診断の為、稼働してみるとルーバーが中途半端に位置まで動き、しばらくするとルーバーが閉まりました。 機器を停止しルーバーモーターや付随部品を確認していると、配線の一部が断線している事が分かりました。 断線している事により、ルーバーが正常に稼働しないと判断しお客様へルーバーモーターの取替の見積書を提出いたしました。 ※ルーバーとは吹出口に付いている羽根で風向を調節する役割を持っています。そのルーバーを開閉するための装置がルーバーモーターになります。 見積提出後、お客様からご決済を頂き、後日部品の交換へ訪問しました。 交換後、ルーバーのスイング(風向を上下に繰り返す動作)や各角度の停止位置など正常に動作している事を確認しました。 お客様へ完了のご説明をし本事案は解決しました。
【業務用】京都市飲食店様 店舗厨房・客間空調更新
今回は京都市東山区にある飲食店での空調設備更新工事を行いました。 築100年を超える京都市歴史的風致形成建造物にも指定された京町家を本店とする趣ある飲食店様でした。 工事内容は厨房と客間に設置している壁掛型室内機と屋根に設置している室外機の更新工事です。 定休日が月曜日のみのため1日で更新作業を完了しなければならない工事でしたが、協力業者が快く引き受け、迅速に作業を進めてくださったおかげで、無事に工事を終えることができました。 今回の作業手順はまず、ポンプダウン(室外機・室内機間の冷媒配管内のフロンガスを室外機に封じ込める)を行い、配管・配線を各機器から切り離すことから始まります。 配線の離線・結線作業の際は必ず電源が落としていることを確認してから行います。 配管・配線切り離しが終われば古い機器を撤去し、新しい機器を設置します。 新しい機器を設置するとスペースが狭くなり作業がしづらくなるため配管・配線の加工が必要な際は設置前に加工作業を行うほうが楽に作業を進められます。 新しい機器の設置後は各機器に配管・配線の接続を行います。 冷媒配管は溶接個所や接続箇所に漏れがないか確認するためメーカー規定の設計圧力まで窒素を入れて耐圧試験を行います。(耐圧試験をクリアできなければ漏れ箇所からフロンガスが抜けてしまうため) 耐圧試験が終われば真空ポンプと呼ばれる機械で配管内の窒素や不純物を取り除き、フロンガスを封入します。 ここまで終了すればあとは入電し、運転確認を行います。 吹出温度や風量、風向に問題がないことを確認し、お客様に引き渡しました。
【業務用】吹田市立保育園様 ヤンマーGHP(ガスヒーポン)
「U4」リモコン表示 修理対応事例
室内機移設工事後に、エアコンのリモコンの表示がしないと連絡がありました。 4.5歳児の保育室に1台ずつ、合計2台の室内機を移設工事後に両方のリモコンが点かず、稼働できないとの事でした。 室内機側・室外機側の機器ブレーカーを点検しましたが、どちらも作動していませんでした。 もしブレーカーが作動していたら(U4)などの通信異常がリモコンに表示します。 室内機を確認してみると、運転を制御する基板には200Vの電圧がきていましたが、基板からリモコンまでの電圧がきていませんでした。こちらの機器は基板から端子台という中継を通してリモコンへ電圧を送っています。 その端子台に15~16Vの電圧がかかっていない状態でした。 室内機の基板を外して裏側を確認してみました。 はんだ付けしている回路に錆びているところがあり、これが導通不良を引き起こしていました。 これによりリモコンまで電圧が流れないので表示をせず正常に使用できなかったのです。 部品を手配し、交換を実施いたしました。 4.5歳児室の室内機2台とも同現象であったため両方実施いたしました。 新しい基板に変わり、リモコンに電圧がかかることにより表示が戻り、運転することができました。 (作業時間1台20分 2台実施) このように複数台同時に故障する確率は低いですが、ますます寒くなるこの時期にエアコンが使用できなくなると困ります。 ご使用になられまして、あれ?と感じられましたら是非弊社までご相談をお願いいたします。