大阪ガス保守メンテナンス契約を締結されているお客様より「室内機から異音がする」と連絡があり対応させて頂いた事例をご紹介いたします。
こちらの施設では高齢者向けのマンションという事で、住居以外にも様々な施設が併設されており、マンション内の共用部のみGHP(ガスヒーポン)で空調を賄っています。
共用部の一室に設置されている壁掛けタイプの室内機より異音がするとの事で、連絡を受けた当日に訪問、原因の調査をさせて頂きました。(壁掛けタイプの室内機とは、一般的に家庭用エアコンでよく目にするタイプです。業務用エアコンのGHPも様々な機種を取り揃えており、設置場所や使用環境に応じて最適なタイプを選択頂いたり、またご提案させて頂いております。)
診断の結果、室内機異音の原因はファンモーター内部のベアリングからの音鳴りでした。
長期間使用しているとベアリングと呼ばれる回転部に埃やゴミが入り内部に傷がついてしまったり、また潤滑剤が不足し金属同士が擦れて異音が発生する事があります。
この施設のGHPは設置から13年が過ぎており先に記載した様な事が原因となり異音に至ったと考えられます。
診断後、異音のするファンモーター本体と羽部分のファン、また振動を軽減する為の防振ゴムを手配し後日交換作業となりました。
型式 | SGP-KH28K1 |
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施工時間 | 約1.5時間 |
エラーコード | 無し |
室内機
作業中
新旧部品(上:旧 下:新)
今回の事例では大阪ガス保守契約15年タイプを締結されているお客様で作業費・部品代ともにご負担頂く事無く修理する事ができました。
このように空調として問題無く使用出来ていたとしても、エアコン内部では着実に埃などを蓄積し続け異音が発生したり、能力が低下したりします。
使用状況や環境に応じて適切なメンテナンスを実施する事で出費を抑え、メンテナンス不足による故障の低減にも繋がります。
「空気環境を改善したい」「風が弱い」「空調の効きが悪くなってきた」など些細な事からお気軽にご相談下さい。
現状を確認させて頂きご要望に応じた最適なご提案をさせて頂きます。
また、GHPに限らず空調機器でご不明な点やお困り事が御座いましたらまずはミヨシテックにお問合せ下さい。