【業務用】豊中市中学校様 ヤンマーGHP（ガスヒーポン）　室外機防振ゴム　修理対応事例

施工事例

学校様へ定期点検に訪問させていただきました。
ご挨拶の時にエアコンの調子をお伺いしますと、音楽室の系統を運転すると室外機から「カタカタ」と音がするので一緒に確認してほしいとのことでしたので、運転して室外機の状態を確認しました。
当室外機は2Fのベランダに設置されていました。
室外機の裏が音楽室になっていて、窓を開けて授業をされていますので音がよく聞こえる環境でした。

原因はエンジンを支える防振ゴムが劣化により振動が大きくなっていたためです。
GHP（ガスヒーポン）の室外機には上部分に放熱用のファンが設置していて、そのファンに手などが巻き込まれないようにファンガード(プラスチック製のガード)が設置しています。
機器の振動が大きい場合は、そのファンガードへ伝わり共振することで気になる音が発生していました。

このエンジンは3個の防振ゴムで支えられています。
授業がない時間で作業させていただき、交換作業を実施しました。
新品・旧品と比べると、ゴムが押しつぶされ高さが落ちていることが分かります。
また、ゴム自体が固くなることで振動を吸収する能力が低下します。

振動が大きくなると音がするだけでなく、配管や配線が擦れて機器が正常に動かなくなる可能性がございます。
環境や運転状態によりますが、今回の交換は設置後約8年での交換となりました。
お客様が保守契約を締結されているため、部品代金や諸経費は契約内で交換することができました。
年に一度の点検で悪い所は早い段階での調査・交換を目指し、快適にご使用できますよう努めてまいります。

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