【業務用】吹田市某小学校様ヤンマー GHP（ガスヒーポン）　風向調整板　追加作業事例

施工事例

GHPエアコン室外機の消耗部品の交換作業のため訪問いたしました。
昼から作業を始めて、夕方ぐらいから風が強くなってきました。
交換作業が終わって運転確認をしている途中で、室外機のファンが風力に負けて停止している状態を確認できました。
設置状況：屋上設置、同タイプの室外機４台。

この室外機は前面のファンから熱を放出する仕組みになっています。
熱を放出するファンが停止することにより不具合が出てしまいます。

①【E2】エンスト
ファン停止により、冷媒の圧力が高い状態になってしまい負荷が大きくなってエンジンが運転中に停止してしまう。
②【E4】冷却水高温
冷却水の温度をファンの風により下げているため、ファンが止まってしまうことにより冷却水の温度が高温(１００℃)になってしまう。
③【E7】冷媒高圧
同様にファンの回転により風を当てて冷媒の圧力を下げている。作動しないために圧力が高く(3.8Mpa)なってしまう。

吹いてくる風が止まれば、通常の運転状態に戻りますが、再び強い風が当たると異常停止してしまう可能性があります。
以下のご提案をさせていただきました。

①室外機の設置場所の変更(屋上から地上への変更)
②設置向きの変更(１８０℃向きを変える)
③風向調整板の設置

①②は配管や配線などの工事や、クレーン作業が必要になってきます。
今回は費用・作業時間から、風向調整板の追加装備で了解をいただきました。
ファンの前方に設置し、前からの風の向きを変えて風でファンが止まらないように風向を変えます。
もちろん、弊社ミヨシテックは、配管作業やクレーン作業のご提案もできます。
お客様のご要望に沿った作業をご提案して、ご納得いただけるよう努めてまいります。
ご相談は是非弊社へお願いいたします。

ヤンマーGHPのエラーコード一覧はこちら