【業務用】大阪府豊中市某老人施設様 パナソニックGHP（ガスヒーポン）　「E18」リモコン表示　修理対応事例

施工事例

リモコンに「E18」が表示してるので見に来てほしいとお客様より連絡があり修理にお伺いしました。

「E18」グループ制御配線の通信不良。
異常の検出方法として、リモコングループ制御親機が子機と通信できないとき。
またはリモコングループ制御子機が親機との通信が3分間なかったときに異常と判断します。

①グループ制御内の室内ユニットで、電源が入っていないものがある。
②グループ制御内の室内ユニットで CHK ピン（CN062/CN071）。
③TEST ピン（CN064）が短絡している・グループ制御内の室内ユニット子機で、DISP ピン（CN063/CN072）が短絡している。
④リモコングループ配線が断線している。
⑤グループ制御内に『親』設定の室内ユニットが複数台存在する。
⑥グループ制御内に『個別』設定の室内ユニットが存在する。

今回は①のケースでした。
訪問後、該当する室内機は４方向天井カセット形で、真下には何もなかったので脚立を設置して早速診断に入りました。
室内機基板のLEDが消灯しており、電源の1次側はAC200Vの電圧がかかっている。
しかし、出力側には電圧がない為、室内機基板の不良による通信異常と判断して車載している基板が同じか確認をした後、お客様へ作業の説明をして了承いただいたので交換作業に取り掛かりました。

室内機基板の交換時に室内機情報等が記録してるROMを旧基板から新基板に移し替える必要があります。
無理に抜くとROMの足が折れたりするので慎重に移し替え、差し忘れ防止のため基板に差し込んでいるコネクタ、配線の位置や数を確認。
交換後に運転確認を行い再発がないか確認し無事に復旧しました。

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