【業務用】大阪府摂津市某学校様 ヤンマーGHP（ガスヒーポン）暖房の効きが悪い　修理対応事例

施工事例

お客様より家庭科室の空調の効きがよくないとご連絡をいただきました。
1フロア4台の室内機が設置されていました。
各室内機の温度測定を実施したところ、吸い込み温度と吹き出し温度に差がない室内機を2台確認いたしました。
リモコンの暖房状態及び設定温度を確認し室内機のセンサー温度をみると、吸い込み温度16℃　吹き出し温度17℃　と室内機2台分が送風状態となっていて、それで部屋の温度が上がりませんでした。

室内機の冷媒の回路には膨張弁が付いています。
今回の機器ではその弁を電気信号で開け閉めし、中を流れている冷媒の量を調整いたします。
これにより、冷暖房の吹き出し温度を調整し、空調の効き具合を適温に近づけていきます。
この事例ではその膨張弁を開閉させるための膨張弁コイルが作動せず弁が開かなかったため冷媒が流れず、熱交換の役割を果たせず暖かい風が出ませんでした。

部品交換のために室内機を分解し新しいものと交換しました。
膨張弁が機器の奥側についているものになりますので、室内機のパネルや水を受けるドレンパンなど色々と外し交換します。
約40分×２台の交換作業後、温度測定を実施いたしました。
4台とも温風が出てちゃんと部屋が暖まりました。室内機半分が使用していない状態だったため、しっかりその差を実感していただけました。