大阪ガス製パナソニックガスヒートポンプエアコン(以下GHP)をご使用のお客様において定期点検にお伺いした際に発見し、修繕を実施した事例となります。
GHPのシステム内には冷媒となるフロンガスが封入されています。
GHPではフロンガスを循環させるためのコンプレッサーを駆動する動力としてガスエンジンが室外機に搭載されており、そのため室外機は車検と同様に定期的なメンテナンスが必要となるのです。
定期点検はエンジンオイルを始めとする各消耗部品の交換、オイル、冷却水等の目視点検による漏れのチェック、専用の検知器を使用しての都市ガス、フロンガスの漏洩確認、運転データを採取し完了となります(実際の定期点検作業に関しましては他の事例でアップさせていただいておりますのでそちらを参照頂けると幸いです)。
点検ではまずオイルや冷却水の漏洩等が無いかの目視点検から開始となりますが、こちらの機器においては室外機内の冷媒配管に油分の付着があるのを発見いたしました。
このオイルは冷凍機油と呼ばれ冷媒を循環させる為のコンプレッサー焼き付き防止のための潤滑油として冷媒配管内に封入されています。
したがってオイル漏れを長時間放置してしまうとコンプレッサーの故障に繋がり、最悪の場合オイルとともに冷媒であるフロンガスの漏洩にも発展してしまうのです。
こちらのお客様におかれましては点検終了後に機器の状況をご説明し後日修理させて頂く事で了承を頂きました。
修理作業はシステム内に封入されている冷媒(フロン)の回収、溶接による配管の交換、部品交換後の気密検査、冷凍機油と冷媒の充填という流れで概ね5時間程度の機器停止が必要となります。
サービスマンとしては5時間ものあいだ空調をご使用出来ないという大変心苦しい思いがございましたが、機器の状況を事前にご説明させて頂いたこともありお客様より快く了承を頂き無事に修理を終える事が出来ました。
施工内容 | パナソニックGHP(ガスヒーポン)室外機冷媒配管交換作業 |
---|---|
施工時間 | 5時間 |
型式 | SGP-H280M3G |
運転時間 | 15,088時間 |
エラーコード (パナソニックGHPのエラーコード一覧はこちら) |
なし |
冷媒配管(フレキシブル管)
交換作業前
冷媒配管(フレキシブル管)
交換作業後
冷媒配管(フレキシブル管)
新旧比較
オイル漏れがしていると聞いてびっくりしました。故障する前に修理して頂いてありがとうございます。
今回の事例では点検の際に不良箇所を発見し故障を未然に防ぐことができました。
定期点検はガスヒートポンプエアコンを長期間使用するために大変重要な作業となります。「GHPを使っているけど点検はどこに依頼していいか分からない。」そんな時はミヨシテックへ是非ご一報ください!
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