2022.08.05
建通新聞様に弊社代表の永谷のインタビュー記事を掲載していただきました。
50周年を迎え今後の展望やDXについての取組等を主に語っております。
ぜひご覧ください。
以下、建通新聞様の記事です。
「人を幸せにする企業になる」を経営計画の柱とし、ガスや水道をはじめとする設備工事を手掛けるミヨシテック(寝屋川市)が6月に設立50周年を迎えた。2021年3月に経済産業省による健康経営優良法人に認定、22年7月には同省主導のDX認定を受けるなど、労働環境の改善に力を入れている。地域密着を主軸に、社員の働きやすさを追求する永谷顕社長に今後の展望を聞いた。
-50周年を踏まえ、今後の目標と新しい事業への試みを聞きたい。「競合他社と差別化を図るには、勝てる商品に絞った企業活動が重要。
電気・ガス・水道が一手に扱えるという強みを武器に『住まいのおたすけ隊」としてお客さまに迅速かつ丁寧なサポートを提供し、今以上に地域に密着した事業を展開していく。また新事業として5月に浴室などのカビ取り事業を開始した。この事業を糸口に水道工事やガス改修など既存事業にもつなげていけるよう進めていIDX推進や働き方改革の取り組みは。「クラウドサービスを導入し、お客さまからの問い合わせや受注率の管理などで業務の見える化を図っている。サービスを導入したことで現場での見積もりや資料の確認も可能になり、社員の残業時間の削減にもつながっている。今後このノウハウを他社に有償で提供して業務改善に役立ててもらう仕組みをつくりたい」「働き方改革では、以前は売り上げを優先しエリア拡大のため遠方までサービスを提供していたが、移動時間が長くなることで従業員が疲弊する事態に陥っていた。健康で楽しく業務が続けられることを最優先に、寝屋川市周辺に業務エリアを集中させて従業員の労働環境の改善に努めている」ー社員の育成にも注力している。「新入社員に侍る協会社への1年間の研修を実施している他、外国人実習生の受け入れも行っている。資格取得の仕組みも充実させ、社員全員が設備工事の全てに対応できる企業にしていくことが目標だ」ー社長の考える生存戦略は「今後会社が生き残っていくためには、いかに元請けになっていくかが重要だと考える。既存の設備工事にとどまらずりフォームまで一貫して担うことのできる会社に発展させていきたい。また一人親方への外注は働き方改革や安全管理の面において今後さらに厳しくなっていぐ。サラリーマンの職人さん〟を増やす意味でもM&Aといった事業続合を精力的に行い、建設業の働き方改革促進の一翼を担っていきたい」(大阪支局=高森結莉)