2022.07.11
寒い冬の朝、なかなか布団から出られないですよね。頑張って布団から出てリビングに向かうと「なんじゃこりゃ!!!床が冷てぇ!!空気もキンッキンに冷えてやがる!!」と思ったことはありませんか?今日はそのような事が起こらないようにガス温水式床暖房についてのお話をしようと思います。
温水式暖房とは、熱源機で加熱した暖房用の温水を、暖房用のポンプでお部屋に設置した床暖房に循環させ、その熱を利用して暖房するしくみです。
「興味はあるけど使ったことない」「エアコンやヒーターで十分じゃないの?」といったお客様の為に、メリットや特徴を説明していきたいと思います。
温度が42℃以上にはならないので低温やけどの心配がほとんどないです。また、室内に燃焼させるものがなく、お子様がおられるご家庭でも安心してお使いいただけます。
エアコンの暖房機能やストーブなどは、空気が乾燥してしまい換気も必要ですが、ガス温水式床暖房は、床下で温水を循環させる方法なので、空気の質を変えずに暖めることができ、風がでないのでほこりなども舞い上がりません。
床からの「ふく射熱」と「熱伝導」「自然対流」を組み合わせ、その相乗効果で、床だけでなく部屋全体が暖まります。また、ガス温水式床暖房にはホットダッシュ機能があり、運転開始後の立ち上がり時間は約45分です。立ち上がりに時間がかかってしまう電気式と比べて、無駄なエネルギー消費を抑え、スピーディーに快適なぬくもりを得ることができます。
床暖房はエアコンと比べると光熱費が高いイメージがありますよね。
光熱費を比較していきます。
1日8時間連続使用
暖房で30日運転
電力量料金は27円/kWh(税込み)
11~14畳用エアコンの一ヵ月の光熱費は約680円~12,830円(105W〜1,980W)でした。
室温約20℃で30日運転
1日8時間連続使用
電力量料金は27円/kWh(税込み)
12畳用床暖房の一ヵ月の光熱費は約4,900円~約6,100円、16畳用床暖房だと一ヵ月約6,500円~約8,200円でした。
エアコンの消費電力は設定する温度や運転モードで左右されますので使い方によってはひと月で10,000円以上の電気代となるため、床暖房のほうが光熱費は安いです。
ただ床暖房はランニングコストが安い反面、設置費用が高額なのがデメリットです。
床暖房の設置費用が高額な分、できるだけ使用料を抑えたいのが本音です。
節約術をいくつかご紹介します。
床暖房はスイッチをONにするときにお金がかかります。それはONにした時にお湯を沸かすからです。なので、頻繁にスイッチをON/OFFしてしまうとさらに使用料が上がってしまいます。短時間の外出をするときはONのままにしておいた方が光熱費は抑えられます。
床暖房はスイッチを切ればすぐに冷たくなるわけではありません。約20~30分は余熱で暖かさが続くので、部屋を出る20~30分前に電源をOFFにすることでその分節約ができるのです。
オシャレに床にカーペットなどを敷きたくなりますよね。しかしカーペットを敷いてしまうと熱伝導率が下がってしまうので、無駄なエネルギーを消費してしまい、光熱費が上がってしまう可能性もあります。床暖房が設置されているお部屋にはカーペットなどは敷かないようにしましょう。
起動時や運転時の省エネモード機能が搭載されている機種もありますので省エネモードを活用して光熱費を抑えましょう。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
床暖房は耐久年数が30年以上と言われる優れものです。末永く使用していくものなのでカタログなどをじっくり見て様々な機種を検討してみて下さい。
「カタログを見てもいまいちどれがいいのかわからないなぁ・・・」と思った方は是非ミヨシテックにお気軽ご相談ください。弊社社員が皆様のお悩みを一緒に解決いたします。
また、床暖房設置にはガス工事が発生します。この工事にはガス工事の資格が無ければ工事することが出来ません。
しかし、ご安心ください!!
ミヨシテックには有資格者が多く在籍していますので、工事の最初から最後まで全て担当させていただきます。