2026.06.10

介護施設や福祉施設で、毎日のように出る大量の洗濯物。
バスタオル、フェイスタオル、利用者さまの衣類、シーツ、枕カバー、防水シーツ、入浴介助後のタオル類……。
「洗濯機は回せているのに、乾燥が追いつかない」
「乾燥機を3時間回したのに、バスタオルの内側がまだ湿っている」
「追加乾燥ばかりで、次の洗濯物が詰まってしまう」
介護施設の現場では、こうした“洗濯物が乾かない問題”が、毎日の業務ストレスになっていることがあります。
家庭であれば、浴室暖房乾燥機のカワックや室内干し、除湿機などで対応できることもあります。けれど、介護施設や福祉施設では洗濯物の量も回数もまったく違います。家庭用の感覚では、なかなか追いつかないのが現実です。
この記事では、介護施設の洗濯物が乾かない原因と、電気式乾燥機・ドラム式洗濯乾燥機で追いつかない理由、そしてガス衣類乾燥機「乾太くん」を導入する考え方について解説します。
介護施設の洗濯物が乾かない問題は、単なる家事の悩みではありません。乾燥が遅れることで、タオル不足、シーツ交換の遅れ、スタッフの作業負担、生乾き臭など、施設運営全体に影響します。
介護の現場では、洗濯は“ついでの作業”ではなく、毎日必ず発生する大切な業務です。利用者さまが清潔に、気持ちよく過ごすためには、衣類やタオル、寝具をきちんと洗って乾かす必要があります。
ただ、実際には「洗う」よりも「乾かす」ほうがボトルネックになりがちです。洗濯機は次々に回せても、乾燥機が空かなければ次の洗濯物を進められません。
介護施設や福祉施設では、家庭とは比べものにならない量の洗濯物が出ます。
入浴介助がある日は、バスタオルやフェイスタオルが一気に増えます。ベッドまわりではシーツや枕カバー、防水シーツなども発生します。さらに、利用者さまの衣類や、食事・排泄・清拭に関わるタオル類もあります。
これらはどれも、かさばりやすく、乾きにくいものばかりです。特にバスタオルやシーツは水分を含む量が多く、ドラム内で重なりやすいため、表面は乾いていても内側が湿っていることがあります。
介護施設でよくあるのが、洗濯機は空いているのに乾燥機が終わらないという状態です。
乾燥機が3時間、4時間と回っている間に、次の洗濯物がどんどん溜まっていきます。洗い終わった衣類やタオルをカゴに入れたまま置いておく時間が長くなると、においや雑菌の心配も出てきます。
スタッフの方も、乾燥機が終わる時間を気にしながら他の業務を進めなければなりません。
「そろそろ乾いたかな」と見に行く。
まだ湿っていて、追加乾燥をかける。
また時間を見て確認しに行く。
この小さな往復が、忙しい現場では大きな負担になります。
乾燥が追いつかないと、次に必要なタオルやシーツが足りなくなる不安も出てきます。
入浴介助の時間までにバスタオルが乾いていない。
ベッドメイクのタイミングでシーツが揃わない。
予備のタオルを多めに用意していても、雨の日や冬場は足りなくなりそうで不安になる。
こうした状況は、スタッフの焦りにつながります。介護施設では予定通りに進めたい業務が多く、洗濯物の乾き具合に左右されると、全体の段取りが崩れやすくなります。
介護施設では、洗濯物は「乾けばいい」だけではありません。
タオルや衣類は利用者さまの肌に直接触れるものです。生乾き臭が残っていると、不快感につながるだけでなく、施設全体の清潔感にも影響します。
ご家族が面会に来られたとき、タオルや衣類からにおいがすると、施設の印象にも関わります。だからこそ、短時間でしっかり乾かすことは、衛生面でも大切です。
電気式乾燥機やドラム式洗濯乾燥機は、家庭ではとても便利な設備です。しかし、介護施設のように洗濯量が多く、かさばるものを何度も乾かす現場では、乾燥時間の長さが課題になりやすいです。
特に、バスタオルやシーツ、防水シーツなどをまとめて入れると、容量内であっても乾きにくいことがあります。表示上の容量だけでなく、「何をどれだけ入れるか」が乾燥時間に大きく影響します。
バスタオルやシーツは、衣類に比べて面積が大きく、ドラム内で広がったり丸まったりしやすい洗濯物です。水分も多く含みます。
ドラム内で重なったまま回ると、温風が当たりにくい部分ができます。表面は乾いているのに、折り重なった内側だけ湿っている。取り出して広げてみたら、まだ冷たく感じる。こうした乾きムラは、かさばる洗濯物で起こりやすいです。
電気式乾燥機やドラム式洗濯乾燥機は、容量や機種、入れる量によって乾燥時間が大きく変わります。家庭の衣類を乾かす場合は問題なくても、施設でバスタオルやシーツ類を多めに入れると、3時間程度では乾ききらないこともあります。
もちろん、電気式がすべて悪いわけではありません。少量の衣類や日常使いには便利です。けれど、介護施設のように「今日中に何回も乾燥を回したい」「次の入浴介助までにタオルを戻したい」という現場では、1回あたりの乾燥時間が長いことが大きなネックになります。
乾燥が1回3時間以上かかると、午前中に洗ったものが午後まで残り、午後に出た洗濯物が夕方以降にずれ込みます。これでは、洗濯業務全体が後ろ倒しになってしまいます。
乾燥時間が長いと、単に「待ち時間が長い」だけでは済みません。スタッフの動きにも影響します。
乾燥終了を見に行くタイミング、追加乾燥をかける判断、乾いたものを畳む時間、次の洗濯物を入れる段取り。これらが全部ずれます。
介護施設では、食事介助、入浴介助、排泄介助、見守り、記録、清掃など、時間で動く業務がたくさんあります。その中で洗濯物の乾き具合に振り回されると、スタッフの負担感はかなり大きくなります。
「乾燥機が終わらないから、また後で見に行かないと」
「追加乾燥したら、次の分が入れられない」
「今日中に片付けたいのに、乾燥だけ残ってしまう」
こうした小さなストレスが、毎日積み重なります。
家庭であれば、浴室暖房乾燥機のカワックが洗濯物乾燥に役立つ場合があります。雨の日や花粉の時期、外干ししにくい日など、浴室で洗濯物を乾かせるのは大きなメリットです。
実際、ミヨシテックのコラムでも、カワックは電気式より衣類乾燥時間を短縮しやすい設備として紹介しています。家庭での浴室乾燥については、ガス温水浴室暖房乾燥機カワックの特徴と電気式との比較でも詳しく解説しています。
ただし、介護施設の洗濯業務では事情が違います。
家庭の数回分ではなく、施設では毎日大量のタオルやシーツを乾かします。浴室乾燥は便利ですが、干すスペースや乾燥できる量には限りがあります。業務として何度も回すには、回転率が足りないケースもあります。
施設の洗濯業務で大切なのは、1回だけきれいに乾かすことではなく、1日の中で何回も安定して回せることです。
乾燥時間が短くなれば、同じ時間内で回せる回数が増えます。乾燥待ちが減ると、洗濯物の滞留も減ります。スタッフが何度も乾き具合を確認する手間も減らしやすくなります。
つまり、介護施設では「乾燥機の性能」だけでなく、「業務の流れに合っているか」が重要です。
家庭向けの乾燥機選びとは、見るべきポイントが少し違います。

介護施設の洗濯業務をラクにするには、洗濯機の台数を増やすだけでは不十分なことがあります。乾燥が追いついていない場合は、乾燥時間の短縮を考えることが大切です。
乾燥時間が短くなると、洗濯物が滞留しにくくなります。洗濯済みのタオルや衣類を長時間カゴに置いたままにする時間も減り、においの不安も軽くなります。
洗濯業務で一番困るのは、次の工程に進めないことです。
洗う、乾かす、畳む、収納する。
この流れの中で乾燥だけが長くなると、洗濯物がそこで止まります。
乾燥時間を短縮できれば、洗濯物がスムーズに次の工程へ流れます。午前中に出たタオルを午後のうちに戻せる。夕方までに必要なシーツを準備できる。こうした余裕が生まれます。
乾燥機がなかなか終わらないと、スタッフは何度も確認に行くことになります。
終わっているか確認する。
湿っていないか触って確認する。
湿っていたら追加乾燥する。
終わったらまた取りに行く。
一つひとつは小さな作業ですが、毎日何回も繰り返すと負担になります。人手不足の施設では、こうした“ちょっとした手間”を減らすことがとても大切です。
乾燥時間が短く、仕上がりが安定すれば、確認や追加乾燥の回数を減らしやすくなります。
生乾き臭は、乾くまでに時間がかかるほど発生しやすくなります。洗濯物が湿った状態で長く置かれたり、乾燥機の中で十分に乾ききらなかったりすると、嫌なにおいにつながることがあります。
短時間でしっかり乾かせる設備を選ぶことは、生乾き臭対策にもなります。
特に介護施設では、利用者さまの肌に触れるタオルや衣類が多いため、仕上がりの清潔感は大切です。ふっくら乾いたタオルは、使う方にとっても気持ちがよく、スタッフにとっても安心感があります。
介護施設では、スタッフの努力でなんとか回している業務がたくさんあります。洗濯もその一つです。
でも、乾かない洗濯物を前にして、スタッフが何度も確認したり、干し直したり、追加乾燥したりする状態が続くと、現場の負担は増える一方です。
人手不足の時代だからこそ、「スタッフが頑張る」だけでなく、「設備で業務を軽くする」という考え方が必要です。乾燥機の見直しは、単なる設備更新ではなく、現場の働きやすさを整えるための改善策でもあります。
乾太くんは、ガスの力で温風を作り、衣類を短時間で乾燥させるガス衣類乾燥機です。介護施設や福祉施設のように、洗濯物が多く、乾燥の回転率を上げたい現場と相性が良い設備です。
もちろん、すべての施設に無条件で合うわけではありません。洗濯量や設置環境によっては、業務用乾燥機を含めた検討が必要な場合もあります。けれど、小規模施設やデイサービス、タオル類の乾燥に困っている施設では、乾太くんが現実的な選択肢になることがあります。
乾太くんの大きな特徴は、乾燥スピードです。
ミヨシテックの既存コラムでも、乾太くんは約80〜100℃の温風で短時間乾燥し、電気式に比べて乾燥時間を短縮しやすい設備として紹介しています。
乾燥時間の目安やメリットについては、乾太くん設置はメリットだらけ!?でも詳しく解説しています。
介護施設では、1回あたりの乾燥時間が短くなるだけで、1日の洗濯スケジュールが変わります。
午前中のタオルを早く戻せる。
午後の洗濯物を夕方までに片付けやすい。
翌日に持ち越す洗濯物を減らしやすい。
この差は、現場にとって大きいです。
乾太くんは、タオルがふっくら仕上がりやすい点も魅力です。
介護施設のタオルは、利用者さまの肌に直接触れるものです。硬くなったタオルや、生乾き臭のするタオルは、使う方にとって気持ちの良いものではありません。
ふっくら乾いたタオルは、清潔感があり、使い心地も良くなります。施設全体の印象にもつながります。
介護施設で乾太くんを検討する一番の理由は、洗濯業務の回転数を上げやすいことです。
電気式乾燥機で1回の乾燥に長時間かかっていた場合、乾燥時間を短縮できると、同じ時間内に処理できる洗濯物の量が増えます。乾燥待ちが減れば、洗濯機の稼働もスムーズになります。
「洗濯機は空いているのに乾燥機が空かない」という状態が減るだけでも、現場のストレスはかなり軽くなります。
すでに電気式衣類乾燥機やドラム式洗濯乾燥機を使っていて、「乾かない」「時間がかかる」「追加乾燥が多い」と感じている施設では、乾太くんへの交換を検討する価値があります。
家庭向けの記事ではありますが、乾太くんとドラム式の違いについては、乾太くんとドラム式洗濯乾燥機、どっちが便利?でも比較しています。
施設の場合は、移し替えの手間よりも、乾燥時間や回転率が重視されることが多いです。バスタオルやシーツなど、かさばるものを多く扱うなら、乾燥能力を優先して考える必要があります。

乾太くんは便利な設備ですが、購入して置くだけで使える家電ではありません。ガス機器のため、設置にはガス栓、電源、排湿経路、設置スペースなどの確認が必要です。
介護施設や福祉施設で導入する場合は、現地調査を行い、実際の洗濯量や動線に合うかどうかを確認することが大切です。
乾太くんを設置するには、ガス栓と電源が必要です。さらに、乾燥時に出る湿気を屋外へ逃がすための排湿経路も確認しなければなりません。
排湿筒をどこに通すか。
外壁側に排気できる場所があるか。
既存の建物構造に問題がないか。
こうした点は、図面だけでは判断しきれないこともあります。現地で確認することで、設置できるかどうか、どのような工事が必要かが分かります。
また、排湿やフィルターの状態は安全面にも関わります。乾太くんのエラーや点検の考え方については、乾太くんで「エラー12」が出たら?危険な自己対応と正しい点検のポイントでも紹介しています。
施設に乾燥機を導入する場合、本体が置けるかどうかだけでなく、スタッフが使いやすいかどうかも大切です。
洗濯機から乾燥機へ移しやすいか。
乾いたタオルを畳むスペースがあるか。
スタッフ同士の動線を邪魔しないか。
利用者さまの動線と重ならないか。
こうした点も確認しておくと、導入後に「使いにくい」となりにくくなります。
乾太くんには容量の違いがあります。施設の利用人数、洗濯物の種類、1日の洗濯回数によって、必要な容量や台数は変わります。
たとえば、デイサービスのように日中のタオル類が中心の施設と、入所型でシーツや衣類も多い施設では、必要な乾燥能力が違います。
小規模施設であれば、乾太くん1台で洗濯業務がかなりラクになる場合もあります。一方で、大型施設では複数台の設置や、業務用乾燥機を含めた検討が必要になることもあります。
介護施設といっても、規模や洗濯量はさまざまです。
乾太くんが合うケースもあれば、業務用乾燥機のほうが適しているケースもあります。
大切なのは、「乾太くんを入れること」そのものではなく、施設の洗濯業務が本当にラクになることです。
どの時間帯に洗濯物が集中するのか。
何を一番乾かしたいのか。
今の乾燥機で何時間かかっているのか。
追加乾燥はどれくらい発生しているのか。
こうした現場の使い方を整理したうえで、最適な設備を選ぶことが重要です。
乾太くんは、通販などで本体を購入することもできます。ただし、施設で使う場合は設置条件や工事内容の確認が重要です。
本体だけ安く買っても、ガス工事や排湿工事、設置台、動線の問題が後から出てくると、結果的に使いにくくなることがあります。
乾太くんの購入先や設置業者の考え方については、今さら聞けない!乾太くんどこで買う?でも解説しています。
施設での導入は、家庭以上に「設置して終わり」ではありません。毎日の業務に組み込む設備だからこそ、現地調査から相談できる業者に依頼することをおすすめします。
寝屋川市・枚方市を中心とした大阪北河内エリアの介護施設・福祉施設で、洗濯物が乾かない、乾燥機の時間が長い、電気式乾燥機から交換したいとお考えなら、地域の設備工事会社に相談するのがおすすめです。
乾太くんの導入には、ガス設備工事、排湿経路の確認、設置場所の確認が必要です。法人施設の場合は、家庭用とは違い、使用頻度や洗濯量も考慮しなければなりません。
株式会社ミヨシテックは、大阪府寝屋川市にある住宅設備・リフォーム・設備工事会社です。寝屋川市・枚方市を中心に、北河内エリアや関西エリアで、ガス設備工事、空調工事、法人設備工事などに対応しています。
介護施設・福祉施設では、洗濯設備だけでなく、給湯器、空調、換気、電気設備など、さまざまな設備が日々の運営を支えています。
乾太くんの導入も、単に本体を選ぶだけではなく、施設全体の設備環境を見ながら検討することが大切です。
乾太くんは、設置場所によって工事内容が変わります。
ガス栓が近くにあるか、排湿筒をどこに通せるか、洗濯動線に無理がないか、スタッフが使いやすい高さに設置できるか。
こうした点を現地で確認することで、導入後の使いやすさが変わります。
「今の電気式乾燥機が遅い」
「バスタオルとシーツがなかなか乾かない」
「乾燥機を増やすべきか、入れ替えるべきか迷っている」
このようなお悩みがある場合は、まず現場の状況を見ながら相談するのが安心です。
ミヨシテックでは、大阪府寝屋川市にミライエショールームを運営しています。住宅設備や暮らしに関わる設備を実際に見ながら相談できる場所です。
法人施設の担当者さまにとっても、カタログだけでは分かりにくいサイズ感や使い方、設置イメージを相談しやすい場になります。
「介護施設で乾太くんは使えるのか」
「今の洗濯量に合うのか」
「ガス工事や排湿工事はどこまで必要か」
こうした疑問があれば、まずはお気軽にご相談ください。

介護施設や福祉施設で洗濯物が乾かない問題は、現場の努力だけで解決するには限界があります。
バスタオルやシーツはかさばりやすく、電気式乾燥機やドラム式洗濯乾燥機では、3時間回しても乾ききらないことがあります。追加乾燥が増えると、次の洗濯物が詰まり、スタッフの確認作業も増えます。
家庭であればカワックなどの浴室暖房乾燥機が役立つ場面もありますが、介護施設では洗濯量も回転数も違います。業務として毎日大量に乾かすなら、「短時間で何回も回せる」乾燥設備を考えることが大切です。
ガス衣類乾燥機「乾太くん」は、乾燥時間の短縮、タオルのふっくら仕上げ、生乾き臭対策、洗濯業務の回転率アップに役立つ可能性があります。
寝屋川市・枚方市を中心とした大阪北河内エリアで、介護施設・福祉施設の乾燥機導入や電気式乾燥機からの交換を検討されている方は、株式会社ミヨシテックまでご相談ください。
現地調査を行い、ガス栓・電源・排湿経路・設置場所・洗濯量を確認したうえで、施設に合った導入方法をご提案します。
ミライエショールームでのご相談、LINEでの無料相談、電話・メールでのお問い合わせも受け付けています。
「毎日の洗濯物が乾かない」を、スタッフの頑張りだけで抱え込まず、設備の見直しで少しラクにしていきましょう。