居酒屋のトイレが寒すぎて気づいた「ココタス」という空調の盲点

エアコン

2026.02.13

Column

今年の冬は、例年よりも寒さが厳しく感じる日が続いています。大阪でも朝晩は冷え込みが強く、外に出るのが億劫になるような日も少なくありません。

そんな寒いある日、気分転換も兼ねて、家族で徒歩圏内の居酒屋へ食事に行きました。子連れでも入りやすい、少し年季の入った昔ながらのお店です。

案内された個室には大きな壁掛けエアコンがあり、室内はしっかり暖房が効いていました。外の寒さを忘れるほどではないにせよ、「この時期にしては十分」と感じるくらいの快適さで、特に不満もなく食事を楽しんでいました。

ところが、その快適さはトイレに入った瞬間、あっさり覆されます。

店内は快適。でもトイレに入った瞬間、別世界だった

トイレのドアを開けた途端、ひんやりとした空気が一気に体を包みました。理由はすぐに分かります。換気のためだと思いますが、窓が少し開いていて、外の冷たい空気がそのまま入ってきていたのです。

滞在時間は数分。それでも、床から伝わる冷えや手足の冷たさは想像以上で、「早く出よう」とそればかり考えてしまいました。

換気自体は正しい。むしろ衛生面を考えると、きちんとされているとも言えます。けれど、体感としては別問題でした。

「仕方ない」で片付けられがちな場所ほど、対策の価値がある

トイレは長居しない場所です。だから「多少寒くても仕方ない」と思われがちです。けれど、今回のように店内が快適であればあるほど、トイレの温度差は強く印象に残ります。

しかもトイレは、店の中でも数少ない「一人になる空間」です。料理や会話の流れから切り離されて、その場の環境をダイレクトに感じやすい。だからこそ、そこで感じた不快感は、意外と記憶に残ります。

大きなクレームになることは少ないかもしれません。でも「また行こう」と思う気持ちや、店の印象にじわっと影響する“見えにくい不満”になっていることもあります。

飲食店のトイレは、空調が入れにくい条件がそろっている

トイレの空調が後回しになりやすいのは、単に意識が向いていないからではありません。現実的に、空調を入れにくい条件が重なっています。

換気を止められない。空間が狭い。一般的なエアコンだとサイズや配管、設置条件が合わない。置き型暖房もスペースや安全面で難しい。結果として「何も置かない」が選ばれやすい場所になります。

だからこそ、トイレの暑さ・寒さは「仕方ないもの」として残り続けやすいのだと思います。

そこで思い出したのが「小空間専用エアコン」という発想だった

ここでふと頭に浮かんだのが、「小空間は小空間として空調を考える」という発想です。

リビングや客席のような広い空間向けではなく、2~3畳ほどの小さな空間にちょうどよく設計されたエアコンがある。それが、ダイキンの小空間専用エアコン「ココタス」です。

詳しい仕組みや特徴は、こちらのコラムで丁寧に解説されています。

ポイントは、トイレに「無理やりエアコンを付ける」ことではなく、これまで空調を諦めていた場所に“その空間に合った快適さ”を用意する、という考え方にあります。

店舗で使うなら、基本は「つけっぱ」でいい

店舗や施設のトイレでの運用を考えると、細かいオン・オフ操作は現実的ではありません。営業中は基本つけっぱで、空間を「不快にならない状態」に保つ運用が自然です。

ココタスは、居室を長時間快適にするための空調というより、「入った瞬間の寒い・暑い」を起こしにくくするための空調。小さな空間の底上げに向いた考え方だと感じます。

実例:尼崎市H様邸は「付けたい」ではなく「付けられるか」から始まった

実際に導入した人が、どんな理由で決断したのか。判断材料として分かりやすいのが施工事例です。

H様の相談は「トイレにも冷暖房を付けたい」というシンプルなものでした。ただしトイレは1畳ほどの小さな空間で、一般的な家庭用エアコンでは現実的ではありません。

そこで小空間専用のココタスを採用し、1階・2階のトイレに加えて洗面所にも設置。結果として、入った瞬間のヒヤッと感や夏のムワッと感が和らぎ、家族が毎日使う場所のストレスを減らす方向に働いた、という内容です。

文章だけでは分からないからこそ、体感して判断する

小空間の空調は、スペックより「体感」で判断した方が早いことがあります。音や風の当たり方、実際にその空間でどう感じるかは、文章だけでは伝わりきりません。

ココタスは寝屋川のミライエでも実機を体感できます。

必要かどうかは、人によって答えが分かれます。だからこそ、納得して決めたい方は「一度体感してから判断する」が一番自然だと思います。

まとめ|寒いトイレの記憶が、空調を考えるきっかけになる

あの居酒屋のトイレは、数分の出来事でした。でも「寒かった」という感覚は、意外と強く残りました。

トイレは、諦められがちな場所です。けれど、諦められがちな場所ほど、改善したときの差が分かりやすい場所でもあります。

小空間専用という発想があることで、「我慢するしかない」だった空間にも選択肢が生まれます。寒いトイレの記憶が、空調を考えるきっかけになることもある。そんな気づきから始める改善も、十分に意味のあることだと思います。