DX見学会で変わった社内の空気
〜見に来ただけなのに、なぜかやる気が出た理由〜

DX推進サポート

2025.07.15

Column

見学会は「ただの見学」ではない

「うちはDXなんて無理やろう」
「ITなんか使いこなせる人がおらん」

そんな声が、実際にDX見学会に参加された企業の皆さまからよく聞こえてきます。

でも不思議なことに、見学会が終わる頃には——
「うちでもできるかもしれない」「ちょっとやってみようか」といった、前向きな空気が生まれているのです。

なぜ“見るだけ”でこんな変化が起きるのか?
それは、私たちミヨシテックが単なるツールや操作説明ではなく、“社内に起こった変化”そのものをお見せしているからです。

社長が変わった。「うちには無理」が「やってみよう」に

とある中小企業の社長様は、最初「見ても仕方ないけど付き添いで来た」とおっしゃっていました。

ですが、見学が進む中で「社員がいきいきと働く様子」や「整理整頓された事務所」、「業務を支えるアナログとデジタルの絶妙なバランス」に目を留められ、表情が明らかに変化。

見学後のアンケートには、次のような声が綴られていました。

「社員の雰囲気がとても良かった」
「きれいに整った環境に、日々の業務改善の意識が現れていた」
「アナログとデジタルをうまく組み合わせていて、真似できるところが多かった」

この体験が、経営者の「やってみよう」という決意へとつながっていったのです。

社員の声:「自分たちでもできるかもしれない」

変化は、社長だけではありません。同行された社員の皆さんからも多くの声が届きました。

「DXって結局は社長や経営層がやることだと思っていた。でも現場こそが主役だと感じた」
「自分たちの日々の仕事が、こんなふうに改善されるなら、やってみたい」

これまで“他人事”だったDXが、“自分ごと”に変わる——。
それは、成功事例という「物語」に触れたからこそ起きる感情の変化なのです。

アナログとデジタルのいいとこどりを体感

ミヨシテックの見学会では、最先端ツールだけでなく、社員の動きや掲示物、紙ベースの業務との付き合い方にも注目が集まります。

例えば、

  • 書類の共有はkintone、でも現場には必要な手書きボードを残す
  • チェックリストはkintoneで集約、でも日々の進捗確認はホワイトボード
  • 月間目標はクラウド共有、でも達成状況は事務所の掲示板に貼り出す

そんな“アナログとデジタルのいいとこどり”が、来場者の共感を呼びます。

見学後のアンケートでは、

「形式だけでない、本質的な業務改善を感じた」
「うちはアナログだらけだけど、少しずつなら真似できそう」


といった声が続々と寄せられています。

見学後の最初の一歩:kintoneコンサルを活用

「見たらやりたくなった。でも、何から始めたらいいか分からない」
そんな方が最初に選ぶのが、ミヨシテックのkintoneコンサルティングです。

弊社では700以上のアプリを自社開発・運用してきたノウハウを活かし、

  • アナログ台帳のデジタル化
  • 社内申請フローの見える化
  • 案件管理や日報の一元管理

など、現場目線のアプリ開発と伴走支援を行っています。

「とりあえず使えるものを作ってもらって、あとは自分たちで回していく」——そのスタイルが、現場で定着する秘訣です。

次のステップはRPA「ロボパットDX」

kintoneで情報が整ってくると、次に出てくる課題は「もっと自動化できへんの?」という声。

そこで導入されるのが、ロボパットDX(RPA)です。
RPAとは業務を自動化してくれるロボットを作成できるツールです。

特徴は、プログラミングなどの専門的な知識が不要なこと。
業務担当者自ら、エクセルやWebシステムの自動操作ロボットを作成し、運用できる仕組みです。

導入された企業では、

  • 月に1回の定例ミーティングで運用課題を随時解決
  • ロボが止まったときの原因調査や改善案の提供
  • 操作が不安な人への簡単トレーニング

といった“継続サポート”があることで、運用がスムーズに回っています。

書籍の影響で問い合わせが急増

見学会への参加希望が増えている背景には、弊社代表・永谷顕の著書
『非IT人材で成果が出る DX成功ルール』の反響があります。

本書では、ミヨシテック自身のDX挑戦ストーリー、失敗と試行錯誤、実際のツールの活用方法、そして「人が動く仕組み」が丁寧に語られています。

読者からは、

「本を読んで、実際に見てみたくなった」
「理屈より“現場のリアル”が知りたい」

といった声が寄せられ、現在は見学会の問い合わせが殺到中です。

見学会の目的は「ツール紹介」ではない

ミヨシテックが見学会で伝えたいのは、ツールの便利さだけではありません。

本当に見ていただきたいのは、

  • 社員が前向きに取り組む姿勢
  • 小さな業務改善を積み重ねる文化
  • 経営と現場が一緒に考えて動く風土

そう、「人が変わり、組織が変わったプロセス」そのものです。

だからこそ、見学会を終えた方々が口を揃えてこう言うのです。

「うちでも、ちょっとやってみようかな」

第一歩は、まず“見に行ってみる”こと

「DXを始めたいけど、動き方がわからない」
「ツールを入れても、社内がついてこない」
「経営層の理解が得られない」

そんな課題を抱える方にこそ、見学会はヒントの宝庫です。

社員の笑顔、整った現場、アナログとデジタルの絶妙な融合。
それらを「見るだけ」で、会社の空気が変わりはじめる——。

変化の第一歩は、まず“見に行ってみる”こと。
それがミヨシテックの見学会の本質です。

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書籍も全国書店・オンラインで好評発売中!
『非IT人材で成果が出る DX成功ルール』(著:永谷顕)

アナログでもいい。全部変えなくてもいい。でも、変われる方法は、きっとある。
そのヒントが、ミヨシテックのDX見学会にあります。