ロボパットを使ってみた! ミヨシテックのRPA魔術師の技を披露!

DX推進サポート

2023.11.30

Column

ミヨシテックでは、ロボパットを使用し始めて早1年以上が経ちました!
以前は別のRPAを使用していたこともあり、正直、お金だけ払って使いこなせずやめてしまったシステムもありますが、ロボパットはそんな私たちでも簡単に作成し活用できました!
そして導入から1年以上が経過した弊社のロボパットのご紹介と、使ってみてわかったメリット・デメリットを解説します。

RPAロボパットとは?

RPAはロボティックプロセスオートメーションの略で、簡単に説明すると普段取り組んでいるPC業務を変わりに実行してくれるロボットのことです。

そしてロボパットとは、FCEプロセス&テクノロジーが販売している、誰でも簡単に組み立てることができるRPAツールのことです。

さらに詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ミヨシテックのロボパットを見てみよう!

ミヨシテックでは、多くのRPAをすでに日々の業務改善で活用しており、年間3,000時間の削減になっています。その一部をご紹介します。

自動印刷

導入前

物件ごとの実行予算書をこれまでは総務経理が手作業で印刷していました。年間4,000枚以上の予算書を印刷していることに。。。

導入後

余実管理アプリにログインし、対象の物件の予算書の印刷指示を自動で行うようにしました。印刷済みのものは物件管理アプリに「予算書出力済」のステータスを持たせ、どの予算書が印刷されたかわかるようになりました。

同じく入荷された機器の伝票も入荷日をキーに印刷指示を行い、朝出社した時には当日の出庫分の伝票が自動で印刷されるようになりました。

これにより、180時間/年の時間削減につながりました。

基幹システムへの入力

導入前

これまでは工事受注があった際に基幹システムへ総務が手入力で金額や担当者、得意先などの情報を一つ一つ入力していました。

また工事だけでなく、仕入れのデータ入力も毎月2人がかりで2日程かかっていました。

導入後

お客様台帳、問い合わせ・案件管理、受注承認、仕入れなどをデータベースで一元管理し、それらのデータを用いることで基幹システムへの自動入力が実現しました。

これまで紙の請求書が届いていたが、仕入れ先に協力を要請し、データでもらうことになり、それらをデータベース化して基幹システムへの入力に用いています。

これにより、700時間/年の時間削減効果になっています。

フリーダイヤルのエラーチェック

導入前

サーバーの設定変更をしたCTIアダプタの不具合でフリーダイヤルがつながらないという事象が発生しました。

フリーダイヤルの不通をお客様に指摘され発覚しました。販売機会の損失が発生していました。

導入後

NTTに確認したところ、別サービスで毎日記録を保存できるサービスがあることが分かり、RPAで毎日のデータを取得し、エラーが発生した時にはメールで営業責任者にエラーメッセージを送るフローを設定しました。

エラーが起こっている日の管理と月別の利用件数などをデータとして取得することができるようになりました。

これにより販売機会の損失を防ぐことができています。

実際どうなの?使用してみてわかったメリット・デメリット

実際に活用してみないとわからないメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

使用してみてわかったメリットをまとめました。

操作がわかりやすい ロボパットの操作キーはイラストでも表示されているので直観的でわかりやすい!
知識がなくても作成できる PCに詳しい特別な知識がなくても普段のPC操作を画像認識を使用しなぞるだけで作成が可能!
エクセル操作にも対応している エクセル操作が豊富で資料の加工作業も便利に!
ロボの修正がしやすい 認識したい画像の撮り直しや、スクリプトの増減もしやすい!
純国産のRPA 純国産のRPAなので違和感のある日本語や英語表記が無く、説明が日本語でわかりやすい!
サポートが手厚い ロボパット講師が開いている講習を無料で受けることができ、わからない操作などは個別で相談できる体制が整っている!

メリットには圧倒的作りやすさが目立ちます。RPAはHTMLなどの魔法のような暗号を組む必要があるものが多くハードルが高いと思われがちですが、RPAロボパットは純国産で日本語表記であり、英語の知識やプログラミングの知識がなくても誰でも普段の操作をロボットに組むことができるので、超初心者でも安心して始められます。また、研修の体制も整っており、無料で受講できる講習と、個別で相談できる窓口も予約制で利用することもできるので万が一につまづいたときでもスタッフが解決するまで相談に乗ってくれます!

デメリット

いいところがあれば悪いところも・・・。

どんな製品にもデメリットはつきものですが、使用してみてわかったデメリットを包み隠さず正直にまとめます!

テキスト認識が弱い 一部テキスト認識機能も搭載していますが、画像認識と比べて少し使い勝手が悪いです。
プログラムを書くことができない 一部Javaを使用できるものの、そちらが構築のメインとはなり得ない為、それらを多用するロボットの作成には向いていません。
エラーが出ることがある 画像認識で動くため、Web上のターゲット画像が少しデザインチェンジしてしまうなどすると画像認識にエラーが出て操作が止まってしまうことがあります。画像を撮りなおすメンテナンスが必要です。
費用がかかる 無料のRPAツールもある中、ロボパットは月額費用が必要です。

デメリットは実際に活用しなければわからないことが多いです。動作面ではテキスト認識ができないのでやや不便を感じることがありますが、画像認識でほとんどの操作は完成しますのでそこまで気にならない程度です。また、プログラムをHTMLなどを組み難しい操作をさせることはできません。しかし、プログラムを書かなくてもしっかり動作する、ある程度の難しい操作も可能なのでこれもあまり気にすることはありません。

エラーがでることがあるというデメリットはダメージが結構大きい気がします。エラーが出てしまうと動作が止まってしまうため、スケジュール実行で予約していた次のロボット操作を行うことができず、業務が止まってしまう恐れがあります。これにはエラーが出た際にエラー通知を担当者にメール送信することもできるので、定期的なメンテナンスをしてエラーを防ぎましょう。

無料のRPAは機能制限があり、できることにも限界があります。そして無料と有料で特に違うのはサポート体制です。無料のRPAにはサポート体制が整っているものはほとんどなくわからない操作やうまくいかない動作は自分で解決しなければなりません。そうなると挫折しやすくなります。

それに比べてやはり有料版はサポート体制は抜群に整っています。特にロボパットはメリット解説時にもご説明したとおりサポート体制が整っていますので、わからないと思ったことはロボパットの講師にオンラインで相談することもでき、研修動画も見放題なのでほとんどのお悩みは解決できるので、そこで有料と無料の差が生まれてきていると感じています。そして機能制限はもちろんありません!

RPAをしっかり作りこめてわからないところは聞くことができる!そしてロボットが完成すればあとは実行させるだけで文句も言わず夜中でも早朝でも働きます!パート従業員を事務作業のために1人雇うよりかは安いと思いませんか?

ロボット作成1つにどれくらいかかる?

次に気になってくるのは、ロボット作成にかかる時間だと思います。

どんなロボットを作るかにもよります。1時間で完成するロボットもあれば、5時間かけて作成するロボットもあります。もちろんロボット作成以外の通常業務もあるのでロボットの作成する時間を自分で設けてコツコツと作成する必要はあります。

ですが、たったの1時間かけるだけで年間3,000時間の業務効率化につながればRPA作成に惜しむ1時間はほんの少しです。それが5時間であろうと同じことで、作成後ロボットが今まで人間が負担していた作業を夜中や早朝に実行してくれていると必然的に時間効率につながるでしょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

ミヨシテックではこの記事でご紹介したロボットのほかにも多くのロボットが日々業務を遂行しています。メリットとデメリットを比較して皆さんにあったRPAを活用してください。ロボパットにご興味が少しでもある方は1か月無料トライアルもございますのでお気軽にミヨシテックへお問い合わせください!無料トライアルといっても我々が業務の洗い出しに必要な要素や操作方法などのお手伝いすることも可能です。

ご質問だけでも構いません!ぜひご連絡くださいませ。