プログラミングが不要!? RPAロボパットとは? 謎多きRPAロボパットを徹底解説!

お役立ちコラム
DX推進サポート

2023.02.07

Column

皆さんは「RPA」という言葉を聞いたことありますか?

私は正直な話、ミヨシテックに入社して初めて知った言葉ですが、RPAは「Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)」の略です。

「ロボッッ、ロボティッ…ク…?え?」私ははじめこんな感じで「なんだそれは!!」と白目を剥いていた社員の一人です。

難しく考えないでください!初めて聞いた時、難しい言葉だと思い込んでしまうとこれからのRPAに取組むのに苦手意識が強くなってしまうので、この言葉は簡単です!と始めにお伝えしておきます!!

RPAってなに?

RPAとは、冒頭でもお伝えしましたが、「Robotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)」の略で、

Robotic=ロボットによる

Process=一連の作業

Automation=自動操作

この英語の通り、RPAはロボットが一連の作業を自動操作してくれるITツールのことを表しています。ロボパットはそんなRPAツールの一つです。

RPAロボパットをさらに知りたい方はコチラ

RPAロボパットにいったい何が出来るの?

RPAロボパットはこれまで人間だけが操作可能とされていたPC業務を人間の代わりに実行することが出来ます。簡単な操作から少し難しいような操作もRPAで自動化することが可能です。具体的になにが出来るのかをご紹介します。

入力業務

ExcelやCSVデータをシステムやWebに入力することが可能です。

集計業務

Web上の数字やテキスト情報をExcelなどにコピー&ペーストで集計することが可能です。

データ加工

複数のファイルから一つのファイルに取りまとめたり、違う表に加工することが可能です。

メール送信

作成したファイルをメールに添付し送信することが可能です。

ファイル保存

作成したファイルを様々な場所に保存することが可能です。

 

これらの機能を組み合わせることによってさまざまな業務を自動化することが出来るのです。

例えば、とある会社で【毎日の天気予報を会社のクラウドアプリに記録していく業務】があるとしましょう。

この作業を人の手で行うとしたらデータを開き『日付・最高気温・最低気温・平均気温・天気』を一つ一つ確認しながらクラウドアプリを開いて項目ごとに入力することになります。もしくはクラウドアプリによってはデータを一括で読み込む作業になると思います。簡単な作業ですがその分時間が割かれますよね。自分が2人居れば1人がその仕事をして、もう1人が別の仕事をする事が出来ますが、人間ですのでそうはいきません。ですが、RPAであらかじめこの一連の操作を設定しておけば、自分が別の作業をしている間にRPAが自動で【天気予報を会社のクラウドアプリに記録していく業務】を実行してくれるのです。これが実現出来たら自分が2人居るのと同じで業務効率化につながります。

 

RPAロボパットを使うメリット

ここまでロボパットでできることを説明しましたが、「設定するならその設定している時間で出来る作業があるでしょ?」といまいち業務改善のメリットになっているのか疑問に思っている方もいるかと思います。そんな方にわかりやすくメリットをご紹介します。

定例業務を置き換えることにより業務時間の削減が出来る

ロボパットは定型的で反復性の高い業務が得意なので、これまで定期的に人間が行っていた業務を、RPAに実行してもらうことでその時間を他の業務に取り組むことが出来ます。

内容が変わっても1回の設定で同じ業務を何度も行うことが出来る

ロボパットを動かすには、業務フローの設定が必要です。「設定している暇があったら自分で作業した方が早いのではないか?」と思われがちですが、たしかに少しの変化、例えば入力する日付を変更する必要があればその項目だけ実行する前に変更する必要があります。でもその作業だけだと1分もかからないでしょう。ロボパットは定型的で反復性の高い業務を得意としているので、1回設定するだけで内容が変わっても同じ種類の業務を自動化することが出来ます。

労働環境が改善される

2つ前の項目で少しふれましたが、定期的な業務をRPAで代行することでその分時間を作ることができ、他の業務に注力することが可能になります。そのため利用されている会社では残業時間が短縮、または無くなったという声も少なくない

ようです。

業務スピードが上がる

RPAロボパットは、名前の通りロボットなので、どれだけ大量のデータであっても休憩いらずで早朝・深夜に関係なくフル稼働でお仕事をしてくれます。伝票の処理やデータ入力などの定例業務は、業務フローの最初の工程で発生することが多く、定例業務が終わらないと次の業務に移ることができないということも多いですよね。ですが、定例業務の業務スピードがはやくなることで、業務全体の流れを効率化できます。

RPAロボパットを使うデメリット

 

では次にRPAロボパットを使うデメリットを解説します。

エラーが起こる場合がある

上手く動いてくれればいいのですが、時々何らかの影響で操作が途中で止まってしまうことがあります。エラーが起こるともちろん業務は止まってしまいます。エラーが起こったことに気づくのが遅れるとさらに業務に支障をきたします。しかし、ロボパットにはエラー通知という機能があり、万が一エラーが起きたとしても知らせてくれたり、エラーが起こった位置からやり直すこともできます。

現場の理解を得る必要がある

RPAを導入することによって、現場の業務フローは少なからず変化します。現場の全体の業務フローを見直す必要がありますので、現場の理解を得られないままRPAロボパットを導入してしまうと、うまく定着せず導入コストが無駄になってしまう可能性があります。まずは現場で作業をする方に改善したい業務の洗い出しをして頂き、RPAロボパットを導入するとどのように変化するのかを考えてもらって納得した上での導入が重要になります。

実際の活用事例と使用してみたメリット・デメリット

実際のミヨシテックでのロボパット活用事例と、使用してみてわかったメリットとデメリットはこちらの記事に詳しく記載していますので、参考にしてください。

 

気になる!RPAロボパットのQ&A

まだまだ気になるRPAロボパットのQ&Aを少しだけご紹介します。

Q.プログラミングの知識がなくても、ロボパットの運用は可能ですか?

A.ロボパットは、プログラミングの知識がない方でも運用頂けるRPAツールですので、誰でも簡単に操作することが出来ます。

Q.ロボパットと他のRPAの違いは何ですか

A.操作方法が解り易いです。他のPRAと比べ、ロボパットはプログラミングの知識がない現場の事務職の方にご利用いただけるように開発したRPAですので、操作感に圧倒的違いがあります。

Q.人間が判断している部分がある業務も、自動化できますか?

A.ロボパットはじめ他のRPAも機械ですので、人間が判断している部分がある業務は自動化することができません。簡単な流れの業務の中にどうしても人間の判断が必要な作業がある場合、人間の操作を待つという機能も備わっているので活用頂けると思います。

Q.毎日決まった時間に実行させることはできますか?

A.はい。簡単な設定で実行させる事が可能です。又、特定の曜日や時間を指定して実行させることが出来ます。

Q.インストールするPCに必要なスペックは?

A.OS:Microsoft Windows 8.1, 10,11(32bit, 64bit 対応可) / Microsoft Windows Server 2012, 2012R2, 2016, 2019 / Windows 365 クラウド PC ※RDP 接続のみ
CPU :2.40 GHz 以上のプロセッサ推奨(※1)/ 必須ソフトウェア:Java 11(ツール内に同梱)

※1≪推奨スペック≫
CPU :第8 世代以降のCore-i シリーズかつ4 コア以上のCPU または同等のRyzen CPU
メモリ :8GB(起動するアプリケーションの要件も考慮してください)
SSD :10GB

≪最小スペック≫
メモリ :4GB 以上推奨(起動するアプリケーションの要件も考慮してください)
HDD :1GB 以上の空き容量推奨

さいごに

ここまで読んで下さりありがとうございます。いかがでしたでしょうか。

RPAロボパットの謎を解明できましたでしょうか。つたない内容でしたが少しでも皆様のお役に立てていれば幸いです。

もっともっとロボパットが気になる!という方は一度サイトもご覧ください。

ロボパットをもっと詳しく!

1か月の無料トライアルもご用意しておりますので、この記事を読んで、「導入してみようかな?」と思って頂けた方は是非ご質問だけでも結構ですので、お問合せ下さい。