知らないとカビの原因に!? 加湿器の選び方とお手入れ

カビ取り・カビ予防

2023.01.25

Column

はじめに

乾燥する季節になると加湿器が欠かせないという方も多いのではないでしょうか。今回は意外と知らない加湿器の選び方とお手入れのやり方についてご紹介いたします。

適用床面積と使用上の注意点

般社団法人 日本電機工業会規格「JEM1426」で定められた、室温20℃、湿度30%時に、1時間あたりで放出できる水分量=(例:500ml/h)を基に下記のような適用床面積(適用畳数)というものが決められています。適用床面積はあくまでも放出できる水分量が基準のため、定格加湿能力が1~2畳分大きいもののご使用をお勧めしています。ただし、過度な加湿はカビや腐食などの原因になり得るため、床面積に対して過剰な能力の加湿器の使用は避けましょう。また、その他の注意点として、加湿器に使用する水については、水道水を使用しましょう。水道水は塩素処理が行われているため、雑菌が繁殖しにくくなっております。一方で、浄水器を使用した水や、ミネラルウォーターなどは加湿器内で雑菌やカビを繁殖させてしまう可能性があり、臭いや故障の原因になったり、超音波式加湿器の場合は菌やカビをばらまくことになりかねないため、加湿器には水道水を使用しましょう。

 

一般社団法人 日本電機工業会  より出典

加湿器の種類

加湿器は大まかに分けての4つの種類があります。それぞれの加湿器に後述のような良いところと注意すべきところがあるため、居住環境に合わせて選んでいただくことをお勧めいたします。

・超音波式加湿器

メリット

超音波加湿器はシンプルな構造でおしゃれなデザインのものも多く、また、シンプルな構造ゆえに、モーターやヒーターを使用せず、電気代を比較的安く抑えられるというメリットがあります。また、機器の種類によってはアロマを楽しむことができるものもあります。

注意点

他の方式の加湿器に比べ、水の粒が大きいため、壁やカーテンの近くに置いてしまうと濡らしてしまったり、白っぽい塩素の跡をつけてしまうことがあります。また、菌やカビを繁殖させてしまうと部屋中にばらまいてしまう危険性があります。そのため、壁や窓からは離して設置し、毎日水を替えるよう心掛けましょう。お掃除についても週1回を目安に行いましょう。

・スチーム式(加熱式)加湿器

メリット

スチーム式加湿器を使用するメリットは、お湯を沸かした蒸気で加湿を行うため、カビや雑菌が繁殖しにくく衛生的で、加湿能力が高いことです。また、気温や湿度の影響を受けず、高い加湿能力を維持し続けられることもまたスチーム式加湿器の魅力です。他のタイプの加湿器に比べて素早く部屋全体を加湿することができますが、エアコンやサーキュレーターなどと併用して空気を循環させるとより早く室温を上げ、素早くムラなく加湿することができます。

注意点
小さなお子様のいる家庭の場合、誤って倒してしまったり、吹出し口や蒸気に触れてしまうとやけどをしてしまう可能性がありますので、安全柵などを使用して手の届かないところに置く。もしくはスチーム式以外を使用することをお勧めいたします。また、お湯を沸かすため、4種類の中では最も電気代がかかってしまいますので、短時間だけ加湿するなど工夫が必要です。そして、雑菌が繁殖しにくいものの臭いや故障の原因になるため、水は毎日替え、月に一度を目安にお掃除をするようにしましょう。

・気化式加湿器

メリット

気化式加湿器はヒーターが付いていないので、電気代が安く、安全性が高いため、お子様や高齢の方、ペットのいる家庭でも安心して使用できます。また、過剰な加湿がされないため、結露ができにくいというメリットもあります。加湿能力はスチーム式やハイブリット式のタイプに劣るものの、近年では加湿力の高いモデルも開発されています。

注意点

フィルターが常に濡れていて、雑菌繁殖のリスクがあります。超音波式と同じく、熱を加えずに加湿を行うため、こまめな掃除が必要不可欠になります。水を毎日替えるのはもちろんのことトレーは週に1度、フィルターは少なくとも月に1度は掃除して清潔な状態を保ちましょう。

・ハイブリッド式(加熱気化式・加熱超音波)加湿器

メリット

ハイブリット式加湿器では熱を加えているため、超音波式や気化式に比べて衛生的でかつ、ミストが熱くならないものも多いため、スチーム式よりもやけどのリスクが低減されています。また、スチーム式に比べて電気代も安く抑えられており、効率的にムラなく加湿することができます。

注意点

ハイブリット式加湿器は、複雑な構造の物も多いため、お手入れが少し手間であること、他の二種に比べて衛生的でも、カビや雑菌の増殖のリスクがゼロではないので、水を毎日替えるのはもちろんのことトレーは週に1度、フィルターは少なくとも月に1度は掃除して清潔な状態を保ちましょう。

お手入れについて

加湿器のお手入れを怠るとカビなどによるアレルギーやレジオネラ属菌による細菌感染症、通称:加湿器病(過敏感性肺炎やレジオネラ肺炎)のリスクが増大してしまいます。そのため、毎日の水の交換とこまめなお掃除をするようにしましょう。加湿器を丸洗いしてしまうと電気系統に水が入り込んでしまい火災につながる危険性があるため、きちんと電源を切り、コンセントから抜いたうえで部品を外し、部品ごとのお手入れをしましょう。

水の交換

水の交換の際には、水を捨てた後、タンクの半分まで水を入れ、振洗いをしてから水を変えましょう。ぬめりや水垢がある場合は、ぬるま湯に1L当たりクエン酸を7~8g程溶かしたクエン酸水に漬け置きをしましょう。その後、振洗いをしてから、水道水を入れましょう。

フィルター掃除

気化式や加熱気化式のようなフィルターが付いている物は月に少なくとも月に1回は、先ほどのクエン酸水で押洗いするようにしましょう。ブラシで擦ったり、クエン酸の濃度を高くし過ぎてしまうと、かえってフィルターを傷めてしまうので注意が必要です。カビが発生した場合は、フィルターを買い替え、タンクやトレーなどを清掃後、水気を拭き取り、しっかり乾かしたうえで使用するようにしましょう。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。乾燥によるトラブルや感染症等の予防のために加湿器だからこそ、毎日の水替えと、こまめなお手入れで清潔な状態を保ちましょう!株式会社ミヨシテックでは、カビ取り・防カビ施工と無料相談・無料調査・無料見積りを承っております。カビに関するお困り事がございましたらお気軽にお問い合わせください。