エアコンの結露対策を紹介! 原因を知り、適切に対処しよう

エアコン

2024.01.22

Column

「エアコンを使用すると、吹き出し口から水滴がポタポタと落ちてきて困った」という経験がある方も多いでしょう。この水滴は、暖かい空気が急激に冷やされることで発生する結露が原因です。

 

本記事では、エアコンが結露する仕組みや原因、早めの対処が必要な理由を解説します。エアコンが結露しないための具体的な対策もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

 

エアコンが結露する仕組みとは?

 

結露とは、水蒸気を豊富に含んだ暖かい空気が、急激に冷やされることで水滴に変わる現象を指します。じめじめとした暑い夏の日、冷たい飲み物を入れたグラスに水滴が付着するのも結露が原因です。

 

エアコンが結露するのは、室内とエアコン内部の温度差によるものです。エアコンは、上部の吸い込み口から室内の暖かい空気を取り入れて、下部の吹き出し口から冷たい空気を送り出します。

 

このとき、エアコン内部で空気が急速に冷やされるため、「飽和水蒸気量」を超えた水蒸気が水分に変わります。エアコン内部で発生した結露水は、基本的に室外に排出される仕組みです。しかし、何らかのトラブルが発生していると正常に流れずに水漏れが起こってしまいます。

 

エアコンが結露する原因は?

お手入れが十分にできていなかったり、エアコン内部の部品が劣化・破損したりしていると結露による水漏れが発生しやすくなります。ここでは、エアコンが結露する原因を4つ紹介します。

 

フィルターが汚れている

 

フィルターが汚れていると、空気を吸い込む力が低下して、空気を送り出す働きにも影響を及ぼします。送り出す力が弱くなると、エアコン内部に冷たい空気が滞留しやすくなり、結露が発生する原因となります。フィルターは、ホコリなどで汚れやすいため定期的にお手入れすることが大切です。

 

フィルターが汚れていると、「エアコンの効きが悪くなる」「エアコンから嫌な臭いがする」などのトラブルも起こるため、早めに対処しましょう。

 

ドレンパンが劣化している

 

ドレン(drain)は、直訳すると「排出させる」「排水する」という意味です。ドレンパンとは、エアコン内部にある結露水の受け皿を指し、基本的に送風ファンの下、吹き出し口の上に設置されています。

 

ドレンパンの劣化や破損も、結露が発生する原因の一つです。ドレンパンにホコリがたまっていると、水滴を受け止め切れずに水漏れが発生します。お手入れには分解が必要となるケースも多いため、専門の業者に依頼するのが望ましいです。

 

ドレンパンにたまった結露水はドレンホースを通って室外へと排出されるため、ドレンホースの詰まりも結露の悪化を引き起こします。ホコリや汚れに加えて、外部から虫や枯れ葉が入り込むのを防ぐことで、ドレンホースの詰まりを軽減できるでしょう。

 

エアコンの取り付けが良くない

 

エアコンの取り付けが悪いと結露が発生する可能性が高まります。ドレンパンにたまった結露水はドレンホースから外部に排出されますが、このときスムーズに流れるように角度を付けて設置されます。

 

しかし、設置の仕方が正しくないとドレンホースが逆勾配となり、結露水が逆流するトラブルが発生します。ドレスホースの状態は外側から確認できないため、専門の業者による確認と調整が必要です。

 

排水設備が破損している

 

排水設備の劣化や破損も結露の原因です。エアコンの取り付けに問題がなくても、長年使用しているとドレンホースにゆがみや伸縮が発生しやすくなります。排水設備が劣化すると結露で発生した水が適切に排出されず、水漏れなどのトラブルを引き起こします。

 

経年劣化により排水設備の一部が割れてしまったり、折れてしまったりするケースも少なくありません。特に、室外に設置されたドレンホースは紫外線や雨風の影響を受けやすいので、定期的に破損していないかチェックすることが大切です。

 

エアコンの結露は早めに対処しよう!

 

結露を放置することで、エアコンの内部に大量のカビが発生し、鼻炎やのどの痛みをはじめ、さまざまな健康被害につながるリスクがあります。エアコンをつけたとき、咳やくしゃみが止まらないといった場合は注意が必要です。

 

エアコン内部のカビは、ホコリなどに付着して吹き出し口から飛散します。空気中に拡散されたカビの一部は、体内に入り込み健康に影響を与えます。特に、免疫力が低い乳幼児がいる家庭は注意が必要です。

 

カビの発生に気付かず使用を続けてしまうと、深刻なアレルギー症状を引き起こすケースもあります。喘息も悪化しやすくなるため、エアコンの結露は早めに対処することが重要です。

 

また、フィルターもホコリがたまるとカビが繁殖します。カビの胞子はホコリに付着してエアコンの吹き出し口から飛散するため、定期的なフィルター掃除も必要です。

 

プロにクリーニングを依頼するのもおすすめ

 

エアコンのお手入れは、個人で行える部分とプロに依頼すべき部分に分かれます。本体カバーやフィルター、吹き出し口は取り外したり、外側から拭き掃除したりできますが、内部のクリーニングはプロに依頼するのがおすすめです。

 

冷却フィンや送風ファン、ドレンパンは、簡単に取り外せないようになっており、清掃の手間も掛かります。また中途半端な知識でお手入れをしてしまうと、カビの増殖やエアコンの動作不良といったトラブルの原因となります。「エアコンをきれいにするはずが、故障させてしまった」といった失敗を防ぐためにも、お手入れが難しい部分は専門の業者に任せましょう。

 

エアコンが結露しないための対策

エアコンの結露は、少しの工夫で改善します。ここでは、エアコンが結露しないための具体的な対策を2つ紹介します。

 

結露防止運転があるエアコンも販売されていますが、一般的には冬に窓や壁の結露を防止する機能となっており、エアコン本体の結露対策の機能ではありません。商品によっては、内部を乾燥させる「内部クリーン」機能によりカビ、臭いが軽減できるケースもあります。機能や呼び名はメーカーによって異なるため、詳細は説明書などで確認してください。

 

エアコンの設定温度

 

結露を抑えるためには、室内とエアコン内部の温度差を少なくすることが効果的です。できるだけ結露を発生させないことで、エアコンの故障や内部の劣化を防げます。

 

夏場の室内で快適に過ごすための温度は28度が目安です。早く涼しくするために20度など低めの温度に設定してしまうと、大量の結露が発生します。結露を防ぎたい場合は、極端な温度設定は避けましょう。

 

風向き・風量の設定を変える

 

エアコンの吹き出し口に結露が付着している場合は、風向きや風量の設定を変えることで改善が見込めます。特に風向きを「下」で固定してしまうと、冷たい空気が特定の場所に当たり続けてしまい結露の発生につながります。

 

冷たい空気を分散させるためには、風向きを上向きにしたり「左右」「上下」など、自動で変更できるモードに設定したりするのがおすすめです。風量を「強め」「自動」にすると、冷たい空気が外に押し出される力が強くなり、結露対策となります。

 

古いエアコンは買い替えの検討を

 

エアコンに結露ができる原因は、フィルターの汚れや排水設備の劣化・破損の可能性があります。フィルターの清掃や設定温度を変更しても改善しない場合は、買い替えを検討しましょう。

 

一般的に、エアコンの買い替えは10年ほどが目安といわれています。古いエアコンは、室内が涼しくなりづらいだけでなく電気代も高くなる傾向にあります。

 

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