本日は、枚方市 N様邸 ダイキン製マルチエアコンの交換工事事例をご紹介します。
N様は、息子様のご紹介でお問い合わせいただいたお客様でした。
「ダイキン製のマルチエアコンを使用しているが、効きが悪くなってきたので交換したい」とのことです。
今回、和室に設置されていた2台のエアコンを交換いたしました。
早速ご紹介していきます。
まず室外機を取り外す前にその室外機に繋がっているブレーカーを落としました。
そして、電気線から外し、ガス冷媒の配管を2台分計4本取り外しました。
そのまま二人係で運び出し、新しい室外機を運ぶ前に、エアコンの土台を室外機のサイズに合わせて位置を変更します。
良く見かける地面に土台を置いて設置されている室外機はプラブロックという土台が使用されていますが、N様邸は戸建てのコンクリート壁に土台を取り付けてあるブラケットという土台でしたので、コンクリートから一度取り外し、新しく穴をあけて取り付け直す必要がありました。
長さをしっかり測り水平器を使っていがんだりしないように印をつけて、慎重に一つ穴を開けました。
二つ目の穴もいがまないように調整しながら開けて、寸切り回しやとんかちなど様々な工具を駆使して取り付けました。
今回、既存のエアコンは隠蔽配管でしたので、その配管は再利用します。補強が劣化していたので、新しく補強し直しました。
次に、既にフレア加工してあるのですが、劣化によるガス漏れを引き起こさないように加工し直します。
ラッパのような形の先端を切り落とし、中の鉄くずを取り除きます。
そして再びラッパのような形にフレア加工し直しました。
その後、室外機にそれぞれ配管を接続し、電気線も接続しました。
今回はマルチエアコンなので配管は1台につき2本の計4本と、電気線も2台分の計6本それぞれ接続しています。
これで室外機は一旦置いておきます。
次に室内機を取り付けていきます。
既存の室外機の電気線を外し、配管を切り離して、本体を取り外します。
銀色の背板を取り外し、新しい背板を取り付け、室内機に接続する配管もフレア加工し直しました。配管が通っている既存の穴の中に排水用のホースを壁内の既存の排水口に通しました。
フレア加工した配管を室内機に接続し電気線を繋げ、付属のお掃除パーツ等も取り付けて、カバーをすれば、1台目が出来上がりました。
背板は、2台とも壁の材質が柔らかすぎてビスを打っても上手く取り付けが出来ないので、ボードアンカーというビス打ちが出来ない箇所に使う部品を使い取り付けました。
ボードアンカーはそのものがビスの締め付けと荷重に耐えられるような仕組みになっています。
2台目も、配管を切り離し取り外してから、背板を取り替えて配管をフレア加工してから排水用ホースを設置し本体を取り付けました。
電気線を接続し、付属のパーツを取り付けカバーをして設置完了です!
ここではまだ試運転はしません!
室外機の方へ戻ります。
配管を真空ポンプを使って真空引きします。
この作業は、配管の中に水分や空気が入っていると、運転させたときの冷媒ガスにより中で凍ってしまい、つまりやガス漏れの原因になるので必ず行う必要があります。値は100が目安で真空引き完了です。
その後に、2台の配管がそれぞれ決められた箇所に入れ違えなく繋げているかの点検をします。この点検は室外機にもともと搭載されている機能で確認することが出来ます。
今回は間違わずに正常に接続できているとの結果が10分ほどで出たので(台数が多ければ多いほど結果に時間がかかります)、室外機のカバーを取り付けました。
最後にもともと100Vのブレーカーから200Vに変換する必要があったため変換しました。
最後に試運転をし、正常に運転しているか確認して、掃除をしてからお客様にご説明とご確認をして頂き、すべての施工が完了しました。
施工時間 | 約4時間 |
---|---|
交換前機種 | マルチエアコン室内機 P28ATZ-C P22ATZ-C マルチエアコン室外機 MP40AZ |
交換後機種 | マルチエアコン室内機 C22RTCXV-C C28RTCXV-C マルチエアコン室外機 2M45ZV |
Before
取替前のダイキン製マルチエアコンです。
Before
こちらも取替前ダイキン製マルチエアコンです。
2台とも和室に設置されていました。
Before
取替前マルチエアコン室外機です。
Before
この土台がブラケットといいます。
施工途中
室外機のブレーカーを落とします。
施工途中
電気線を外します。
施工途中
ガス冷媒の配管も取り外します。
施工途中
二人係で運び出しました。
施工途中
もともと取り付けられていたブラケット同士の幅が狭く、新しい室外機が上手く乗せられないので、幅を広げていきます。
施工途中
片方だけを取り外します。
施工途中
長さをはかり、新しく開ける穴の位置に印をつけました。
施工途中
コンクリート壁に穴を開けました。
施工途中
寸切り回しを使って寸切りボルトを取り付けます。
施工途中
平行器を使いながらまっすぐになるように下に開ける穴も印をつけ、穴をあけて寸切りボルトを取り付けねじを締めました。
施工途中
配管を補強し直しました。
施工途中
施工途中
コーキングもして補強もばっちりです。
施工途中
フレア加工作業をします。
もともとのフレア加工されラッパ状になっていた部分を切り落とします。
施工途中
切り落とした後の鉄くずを取り除きます。
施工途中
電動のフレア加工の工具を使ってラッパ状に仕上げます。
施工途中
フレア加工が出来た配管から新しい室外機に取り付けていきます。
施工途中
電気線も綺麗に下準備をし、接続していきます。
施工途中
室内機はつながっている配管を切り落とします。
施工途中
電気線等も取り外してから室内機本体を取り外します。
施工途中
古い背板を取り外します。
施工途中
施工途中
ボードアンカーを取り付けます。
施工途中
新しい背板はボードアンカーを利用しビス打ちします。
施工途中
新しくフレア加工しました。先端がらラッパ状になりました。
施工途中
配管とは別の白いホースが排水用のホースです。壁の中で外へ水が流れる仕組みになっています。
施工途中
配管を室外機に接続しました。
施工途中
付属部品等をビスで止めていきます。
施工途中
電気線も取り付けました!カバーをして1台目の取り付け完了です。
施工途中
もう一台も取り外していきます。カバーを外しました。
施工途中
電気線を外して
施工途中
配管も切断します。
施工途中
本体を取り外しました。
施工途中
施工途中
ボードアンカーを取り付けました。
施工途中
新しい背板を取り付けます。
施工途中
ボードアンカーは取り付けて、ビスを打ち込むと壁の中でこんな形に広がり固定される仕組みになっています。
施工途中
排水用のホースを取り付けます。
施工途中
フレア加工し直して、
施工途中
本体を取り付け配管を室内機に接続したら電気線を接続します。
施工途中
付属パーツ等を取り付けて
施工途中
カバーをしたら、2台目も取付完了です。
施工途中
室外機に真空ポンプを取り付けて、真空引き作業をします。
施工途中
100を目安に真空引き完了です。
施工途中
誤配線チェックをしてから
施工途中
誤配線なく正常に取り付けれていたので、室外機のカバーを取り付けます。
施工途中
ブレーカーはもともと100Vだったところを200Vに変換しました。
After
試運転をして正常に運転するかどうか確認しました。
After
もう一台も試運転をしました。
After
新しくなった室外機です。
これで安心して夏を迎えられます。
ありがとうございました。
また他にも気になるところ出てきたら、ガスも電気もできるミヨシテックにお願いしようと思います。
和室に取り付ける為、室内機カラーをベージュにしたいとのことでした。
ベージュの室内機はこの機種しかなく施工前に寸法がギリギリになることをお伝えし施工しました。
お伝えした通り、ギリギリにはなってしまいましたが、無事に取り付けが出来て良かったです。
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