災害時の避難所として使用している体育館に、エアコンを設置する工事をしました。
今回設置した機種は、平時は都市ガス、商用電源で運転していますが、震災等で都市ガスや電気の供給がストップしてしまうような非常時に空調+電気を使用できるようにバッテリーを搭載し、また発電できるタイプの機種を入れることで停電時でも発電をしながら空調が可能となり、情報収集のためのテレビやラジオ、携帯電話の充電などに必要な電力を供給できます。
また、NewPAジェネレータの導入により、LPガスと空気を混合させ、都市ガスの供給がストップするような事態でもGHPの運転が可能となっています。
平時は体育館での熱中症対策でも使用できる程度の能力で体育館内でバスケットボールやバレーボールが当たっても故障しないように、防球ガードで囲いをし設置しています。
台数 | 室外機2台室内機8台 (20馬力x2台) |
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工期 | 約4か月 |
GHP室外機設置状況
GHP室内機設置状況
LPガスボンベ庫
今まで体育館に空調なんて贅沢すぎるという考えもありましたが近年夏場に熱中症で死傷者が出るニュースもよく出ています。
学校によってはWBGT(湿球黒球温度)を熱中症を予防する際の指標とし授業も屋外ではなく、エアコンをつけた体育館で行うとも聞きました。
夏の暑くなるまでに体育館の空調も考えてみられてはいかがでしょうか。