【業務用】吹田市某大学様 室外機ドライヤ交換作業

業務用ガスヒーポン(GHP)
Construction

施工事例

某大学設備担当者さまより「研究室で使用のエアコンの効きが悪い」と入電がありました。
現地確認に訪問したところ室内機から冷風よりも送風に近い温度の風が出ており、室外機側からもデータ確認にて冷媒(フロンガス)の循環不良による冷房不良が判明しました。

冷媒の循環不良には様々な要因があり、例としてシステム内の冷媒量減少によるものや冷媒回路内のバルブやフィルター類の閉塞、主要部品となるコンプレッサの故障などが挙げられます。
室外機パネル類取り外しにて各箇所確認時に冷媒回路上に取り付けのドライヤ内部フィルター詰まりによる冷媒循環不良が確認出来ました。

目視ですぐに「ドライヤが詰まってるな」と確認出来たのはドライヤの入口側の配管温度に対して出口側の温度が極端に低くなっており、出口側が霜付いて凍結しかかっていたからです。
本来であればドライヤの入出口に圧力差や温度差はなく、冷媒配管内の水分や細かいゴミを回収する役割のドライヤですが、経年機により少しずつ内部のフィルターが汚れや水分を吸収し詰まっていったものと思われます。

ドライヤが閉塞状態により冷媒が室内機側へ循環せず冷房不良が発生している旨をお客様へお伝えし、早急の修理対応を希望された為部品手配にて翌日訪問。
ドライヤ交換の際はまず室外機内部に残っている冷媒を回収し、その後ドライヤ本体が冷媒配管に接続されているので配管から切り離します。
切り離す時には溶接機を使用し接続箇所を高熱で炙りながら配管が歪まないよう慎重に取り外します。
同じ要領で新品のドライヤを取り付け終えると、溶接箇所からフロンガスの漏洩が無いかの確認の為に配管内へ窒素を封入し漏れ検査を行います。

検査後、漏洩無しが確認出来れば冷媒配管内を真空にする為「真空引き」という作業に入りますが、この「真空引き」は冷媒系の部品交換時にはとても重要な作業になります。
溶接作業の際に発生した細かいゴミや水分を取り除く作業で、真空引きを適切に実施しなければドライヤ詰まりが再発する他にコンプレッサへダメージを与え、より重故障に繋がる恐れがあります。

真空引き完了後、回収したフロンを室外機へ戻し運転データ測定にていずれの室内機も正常に冷房運転が出来ている事を確認出来ました。

型式

YNZP560G1N

施工時間

約7時間

運転時間

51,393時間

エラーコード

なし(冷え悪い)

施工の様子

  • ドライヤ取り外し後

    ドライヤ取り外し後

  • 新旧ドライヤ

    新旧ドライヤ

  • 新品ドライヤ取り付け後

    新品ドライヤ取り付け後

お客様からのコメント

作業当日は悪天候により作業の進捗が遅れご迷惑をお掛けしましたが、修理完了の報告の際にはお客様より「雨の中早い対応ありがとうございます」とのお言葉を頂きました。